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 プロジェクトニッポンは10月9日、若手起業家を表彰する「DREAM GATE AWARD(ドリームゲートアワード)2008」最終選考会を東京都港区の綱町三井倶楽部にて開催した。最優秀賞に相当するWINNERにはソフトイーサ会長の登大遊氏を選出した。登会長は開発者として、次世代インターネット通信規格「IPv6」を利用し、一般のインターネットなどを利用して専用線と同様に安全にデータを送るVPN(仮想私設網)通信で、従来より大幅に高速化する技術などを開発している。

ソフトイーサ会長の登大遊氏 ソフトイーサ会長の登大遊氏

 表彰式で登氏はまず、自社の製品を評価し、購入してくれている顧客への感謝を述べた。その後、「2007年6月、シリコンバレーに行き、グーグルなどを訪問した。ベンチャー企業にとっての働きやすさを感じた。日本でも、いまの高校生や大学生がベンチャーを起こそうという気持ちになるよう、シリコンバレーのような場を作っていくのが長期的な役目だと考えている」とコメント。

 また、日本航空から副賞として、米サンフランシスコまでのファーストクラス航空券が贈られたことを受け、「このような賞をいただき、再びシリコンバレーに行けるのは偶然とは思えない」と感想を語った。

 審査員総評に立った元NEC代表取締役社長で独立行政法人情報処理推進機構(IPA)理事長の西垣浩司氏は「登さんの受賞は我々、IPAにとっても大変うれしいことです」と話した。登氏は、IPAが若くて優れたソフトウェアエンジニアを発掘、助成する未踏プロジェクトの2003年ユース部門に選出されている。事業内容については「VPNという事業で、すでにしっかり収益を上げ、グローバル展開も視野に入れている」と評価した。

 WINNERの候補者には、登氏をはじめ、ライフネット生命保険取締役副社長の岩瀬大輔氏、ビービット代表取締役社長の遠藤直紀氏、ピースマインド代表取締役社長の荻原国啓氏、ウイングル代表取締役社長の佐藤崇弘氏、アーバンフューネスコーポレーション代表取締役社長の中川貴之氏、モルフォ代表取締役社長の平賀督基氏の計7名が選ばれた。

 そのほか、IT部門の特別賞であるDREAM GATE AWARD HP賞にはエニグモ代表取締役で共同最高経営責任者の須田将啓氏と田中禎人氏が選ばれている。

 DREAM GATE AWARDは、「日本は君たちの登場を待っていた」をキャッチフレーズに、35歳以下の日本の次代をつくる若手ベンチャー起業家を称えるドリームゲート独自の表彰制度。人物、事業、成果を評価した。

DREAM GATE AWARDの受賞者たち DREAM GATE AWARDの受賞者たち