A CNET SITE CNET Japan

2007年2月19日 00時00分 

オープンソース仮想化ソフト「OpenVZプロジェクト」の2006年ハイライト

米国バージニア州 ハーンドン発、2007年2月16日 - オープンソースのOpenVZプロジェクト(www.openvz.org) は、2006年において、ユーザコミュニティによって50以上のソフトウェアアップデートおよび2テラバイト以上の仮想化ソフトウェアのダウンロードがあったことを発表しました。サーバOS仮想化ソフト技術はサーバ使用率を向上させます。

OpenVZプロジェクトは、コミュニティのコラボレーションにより、仮想化技術を広く公開しており、OSレベルの仮想化技術のサポート提供と推進を行っています。SWsoft社の支援により、OpenVZプロジェクトは、コミュニティに参加して仮想化技術の開発プロセスを促進する開発者、テスター、ドキュメンテーション専門家、技術愛好家などの要求に応えます。OpenVZのオープンソースソフトウェアはSWsoft社の仮想化ソフトウェア製品「Virtuozzo」のベースとして使用されています。

2006年、OpenVZ OS仮想化ソフトウェアはメインストリームのLinuxカーネル(2.6.16 and 2.6.18)に対応し、Red Hat Enterprise Linux 4 (RHEL4)、SUSELinux Enterprise Server 10 (SLES10)およびopenSUSE 10.1にも対応しました。

昨年5月には、Mandrivaが最初のディストリビューションとして、OpenVZソフトウェアをMandriva Corporate Server 4.0のカーネルに直接組み込む形で、OS仮想化技術を搭載しました。現在、OpenVZソフトウェアは、Linuxディストリビューションの一部として Debian、Gentoo Linux、ALT Linux Sisyphusに搭載されています。

この1年で、OpenVZプロジェクトの対応するプロセッサは拡大しており、x86、x86_64、IA64、Power 64-bit、UltraSPARC(r) T1 CoolThreads(TM)などのプロセッサのサーバに対応しました。

メインストリームLinuxカーネルに向けてのいくつかの進展もありました。既にLinuxカーネル2.6.19には、OpenVZおよび他のコミュニティからのOS仮想化に関するいくつかの貢献が含まれています。

また昨年、他のオープンソースのOS仮想化ソフトが提供しない能力として、ライブマイグレーション機能をOpenVZは提供しました。これにより、システム管理者は、エンドユーザへのサービスを中断することなく、高額なストレージ不要で、物理サーバ間における仮想サーバの移行を行うことが可能です。

OpenVZプロジェクトのマネージャであるKir Kolyshkin(キア・コルシュキン)は次のように述べています。「先を見越して、我々は新しいLinuxカーネルをベースとしたRed Hat Enterprise Linux 5に対応したOpenVZソフトウェアを開発中です。我々は、ソフトウェアアップデート提供の積極的なスケジュールを継続するとともに、メインストリーム Linuxカーネルおよび追加Linuxディストリビューションに関しての積極的な取り組みも行っていきます。」

ユーザコミュニティの高まる関心を示すさらなる証明として、本稼動を始めたわずか一ヵ月後の2006年1月に、OpenVZウェブサイトでは100万以上のヒットを記録しました。また、100万以上のヒットは昨年4回ありました。現在、非常に活動的なユーザコミュニティ達による一万以上のメッセージが OpenVZサポートフォーラムに掲示されています。