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2007年1月10日 00時00分 

仮想化ソフトOpenVZがSun UltraSPARC T1プロセッサに対応

米国バージニア州 ハーンドン発、2007年1月2日 - OpenVZプロジェクト(www.openvz.org) は、オープンソースの仮想化ソフトOpenVZがSun UltraSPARC(r) T1 CoolThreads(TM)プロセッサに対応したことを発表しました。オペレーティングシステム(OS)レベルのサーバ仮想化ソフトウェア技術は、サーバ利用率の向上を可能にします。

OpenVZプロジェクトのマネージャであるKir Kolyshkin (キア・コルシュキン)は次のように述べています。「SunのUltraSPARC T1プロセッサ搭載のサーバを利用しているユーザは、オープンソースの仮想化ソフトの恩恵を受けることができます。我々は、UltraSPARC T1への移植のリクエストおよびSun Fire(TM) serverを用意してくれた Jonathan Kinney (ジョナサン・ケニー)にユーザコミュニティから感謝します。」

ワシントン州ワラワラにあるAdvantagecom Networks, Inc.のデータ システムスペシャリストであるJonathan Kinney (ジョナサン・ケニー)氏は次のようにコメントしています。 「我々は既にOpenVZを本稼動させており、このプロジェクトは非常に有望であると信じています。現時点で、我々は複数のDebianベースの仮想環境を構築しており、それらは完璧に動作しています。」

Kir Kolyshikin(キア・コルシュキン)によると、OpenVZソフトの95パーセントのコードはプラットフォームに依存しないため、 UltraSPARC T1プロセッサへの移植はシンプルなプロセスであったと述べています。 OpenVZは異なるアーキテクチャに容易に移植することが可能であり、現在 OpenVZは、x86、x86_64、IA-64、Power 64-bitプロセッサを利用したサーバに対応しています。

Jonathan Kinney (ジョナサン・ケニー)氏は次のようにコメントしています。 「プラットフォームに依存しないため、カーネルソースへのOpenVZパッチに妥協がないことをはじめに聞いて非常に気に入りました。ソフトウェアが短期間のうちにSPARCに移植されるのを見て、私は確固たる信者になってしまいました。」

OpenVZはLinuxによるOSレベルのサーバ仮想化ソリューションです。OpenVZは、単一の物理サーバ上に複数の隔離された安全な仮想環境を作成することにより、パフォーマンスを損ねることなく、サーバの高い利用率と優れた可用性を実現します。 仮想サーバは確実にアプリケーションの競合を防ぎ、それぞれの仮想サーバごとの再起動も可能です。

SunのUltraSPARC T1プロセッサの高い性能においては、ハードウェアの性能を十分に発揮できていない場合が多くあります。 仮想化技術により、サーバを多数の小さなサーバに効率的に分割して、それぞれ個別のタスクを稼動させることにより、サーバ全体のさらなる効率的な利用が可能になります。

Sun MicrosystemsのOpenSPARCマーケティング ディレクターのFadi Azhari(ファディ・アズハリ)氏は次のように述べています。「Sun Fire T2000などのSunサーバ向けのオープンソース仮想化ソフトウェアを持つことは、我々のユーザにとって素晴らしいニュースです。OpenVZプロジェクトによって提供されるオペレーティングシステム(OS)レベルの仮想化技術の追加は、SPARCベースのサーバ性能に影響を与えることなく利用率向上を助けることによって、更なる価値を提供します。」

SPARCシステムユーザは、単一の完全な物理サーバではなく、複数の仮想サーバ上にて複数のアプリケーションが稼動する物理サーバを準備することが可能になります。OpenVZプロジェクトでは入手可能なテンプレートを用意しており、仮想サーバのプロビジョニングをほぼ瞬時(多くの場合1分程度)に行うことが可能です。

UltraSPARC T1をサポートしているOpenVZソフトウェアは リンク よりダウンロード可能です。 またユーザはOpenVZ wiki ( リンク )  よりインストレーション手引きへのアクセスが可能です。このサイトは、ドキュメンテーションやナレッジベースなどを含むOpenVZの情報を共有するためのフォーラムとなっています。