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 先日「mi:te(ミーテ)」というサイトを見かけた。絵本に特化したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の要素を持つコミュニティサイトで、膨大な量の絵本に関する情報とそのレビューが蓄積されている。リリースは2007年10月のようだ。

 コミュニティ機能の利用にはユーザー登録が必要となるが、絵本の検索は無償のユーザー登録をしなくとも利用可能だ。キーワード検索のほかに出版社や著者名などから検索が可能。また「登録人数が多い本」「年代別読み聞かせランキング」「パパがよく登録するランキング」などさまざまなランキングで絵本が紹介されている。

 「100万回生きたねこ」「はらぺこあおむし」「ぐりとぐら」など懐かしい絵本が並んでいる。統計情報によると絵本総数は6万4000冊以上。また、ユーザーが作成できる「グループ」(書籍リスト)は、4万4000以上登録されている。子供でなくとも懐かしい絵本を思い出したい、読み直したいという時に使えそうなサービスではある。

 また、ユーザー登録することで、「よみとも」と呼ぶ友達機能を利用して、ほかのユーザーとのコミュニケーションができるほか、「読み聞かせ日記」という日記を書くことも可能になる。また、自分の好きな絵本データベースを作成できる「絵本コレクション」などの機能もある。

 また、特筆すべきは、各絵本に関する情報が膨大な点だ。一冊の絵本をピックアップすると、その絵本に関して「登録している人数」「読み聞かせた回数」「関連する日記数」はもとより、「この絵本について書かれたミーテユーザーの日記」「過去この絵本に関して書いたマイ日記」「この絵本を絵本コレクションに登録しているユーザー」などの情報を「子供の年齢」や「地域」で絞り込むことができる。

 さらには「この絵本を持っている人はこんな絵本も持っています」というレコメンデーションや、「この絵本が登録されているグループ」「この絵本のおすすめセレクション」「この絵本についてのいろいろランキング」などの盛りだくさんの関連情報が表示される。

 ほかにも、「読み聞かせ年齢」「読み聞かせ性別」のグラフ、絵本の「表紙」「タイトル」「ページ」のコレクション、そして印刷用ページの作成といったちょっと便利な機能も実装されている。

 ここまで絵本のデータがそろっていると、絵本に携わっている方には垂涎の情報となるだろう。ただ一点、気になった点があった。絵本を検索する際にはamazonのAPIを利用しているのだが、アダルトフィルタリングがオフになっているようで、絵本には適していない本も多く表示されてしまった。

 コミュニティのコンテンツとしては、ほかにも「絵本うらない」「子供にあわせた今日のレシピ」、みなで絵本をつくる「絵本おはなしリレー」など数多くのコンテンツが準備されている。これらはよくSNSで見かけるコンテンツだとしても「絵本」という軸に展開している点で非常に濃い情報となっている。

 運営はKUMONこと「日本公文教育研究会」。「学習」という軸をうまく活用したSNSと言えるだろう。