インターネット広告のオプトの2008年第3四半期(7-9月)決算は、営業利益が3億7000万円と前年同期比48%増えた。主力の広告事業が筆頭株主である電通との協業効果もあって大幅に増収した。売上高は71%増の152億8900万円だった。
広告事業ではリスティング広告やモバイル関連の純広が拡大した。規模拡大で採算も改善した。テクノロジー事業ではサイト解析システムの「ADPLAN SP」が好調だった。ソリューション事業はウェブサイト開発やSEO関連が伸びた。
不動産不況を踏まえ、関連業界向けで貸倒引当金を積み増した。売上高販管費は17億2400万円と11%増えた。
電通との協業による売上高は順調に拡大している。第2四半期(4-6月)の29億円から第3四半期では46億円と59%増えた。電通IM局に出向したり、逆に電通系のサイバーコミュニケーションズから出向を受け入れたりするなど深い関係を築きつつある。
第4四半期(10-12月)に向けては、景気低迷が懸念材料となる。ただ、「販促費予算で出稿している顧客が多いため、大幅な落ち込みはなさそう」(同社)とみている。効果的な広告を心がけるクライアント企業がネット広告の出稿を増やす潜在需要もあるという。電通との協業効果も2008年12月期通期で130億円に達する見通し。
2008年12月期通期は売上高が57%増の555億円、営業利益は6%減の12億円になる見通し。1-6月の貸倒引当金計上などが響く。
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