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 10月10日、ゴルフ・ダイジェスト・オンライン株が6日ぶりに反発した。サーバーへの不正アクセス発覚を受けてサービスを停止しており、株価はその間、連続ストップ安を交えて急落していた。10月10日に発表したサービス全面再開を受け、ひとまずの安心感が台頭したようだ。懸念された個人情報の漏えいも確認されなかったという。また、10月14日もストップ高となる1万8400円で取引を終えている。

 ゴルフ・ダイジェスト・オンラインは、ゴルフ情報提供や用品販売などを手がける。同社のサーバーが攻撃されたのは、SQLインジェクションと呼ばれる不正アクセスで、同社サイトはデータが改ざんされた。

 株式市場では、不正アクセスの発覚、サービス停止で信頼感が低下、顧客離れにつながることが懸念されている。

 このSQLインジェクションはアウトドア用品やフィッシング用品通信販売サイト「ナチュラム」などを展開するミネルヴァ・ホールディングスも8月に被害を受けていた。サービス停止から株価急落という、今回のゴルフ・ダイジェスト・オンラインとほぼ同じ道をたどっていた。

 しかしミネルヴァ・ホールディングスの月次売上高は好調が継続。不正アクセスが発覚した8月こそ伸び率が鈍化したものの、前年同月比13%増と2ケタ成長を持続。9月は早くも同25.9%と、従来の高成長路線に回帰している。今1月期業績計画の上方修正済みであり、サービス停止に伴う業績面への影響は軽微にとどまっている。

 ミネルヴァ・ホールディングスの株価は不正アクセス発覚後に急落したが、その後の早期の回復を受けて急速に戻し、一時は発覚前の水準まで回復した。

 ゴルフ・ダイジェスト・オンライン株はサービス復旧を受けて、ようやく反発に転じた。しかしミネルヴァ・ホールディングスの場合と違うのは、全般相場も急落しており、なお、不安定な情勢にあること。業績面への影響が軽微であれば、不安感から一気に下げた株価に回復期待が高まるが、それも全般相場次第となりそうだ。