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 Googleが9月3日に公開したブラウザ「Google Chrome」。レンダリング速度の速さなどでも話題になったが、ベンチマークでその速さを抜いた国産ブラウザが登場した。

 Lunascapeは9月16日、タブブラウザ「Lunascape」のメジャーバージョンアップとなる「Lunascape5.0」(コードネーム:Genesis)アルファ版を公開した。

 Lunascape5.0アルファ版の最大の特徴は、Internet Explorerのレンダリングエンジン「Trident」、Firefoxの「Gecko」、SafariやGoogle Chromeの「Webkit」の3つを搭載している点にある。同社によると、「3つのエンジンを搭載した日本語対応のブラウザは、確認できる限りほかに存在しない」(Lunascape)という。

「Lunascape5.0」と代表的なブラウザのパフォーマンス比較「Lunascape5.0」と代表的なブラウザのパフォーマンス比較。なおテストマシンのスペックはOS:Windows Vista Enterprise SP1、HDD:60Gバイト、CPU:Intel Celeron M プロセッサー420(1.60 GHz)、メモリ:1Gバイト、グラフィック:Intel GMA 950。※クリックすると拡大します

 また、同社代表取締役社長の近藤秀和氏が以前から語っていたGeckoエンジン最新版の「Gecko1.9.1b1pre(TraceMonkey)」を搭載しており、独自のチューニングにより、「体感ではGoogle Chromeとほぼ変わらない程度だが、『SunSpider JavaScript Benchmark』ではGoogle Chromeを超えるパフォーマンスが確認できた」(Lunascape)という。

説明 エンジン切り替え用のアイコンとサイドバーの「自動的エンジン切り替え設定」

 また、3つのエンジンの切り替えを容易にするため、ブラウザのフレーム左下にエンジン切り替え用のアイコンを表示。クリック操作での切り替えを実現している。そのほか、閲覧中のウェブサイトをサイドバーの「自動的エンジン切り替え設定」の各エンジンに登録しておけば、そのサイトにアクセスした際、自動的に登録したエンジンで表示される。

 同社では今後1、2カ月以内にもベータ版を公開する予定。さらにユーザーからのフィードバックを元に機能を追加し、正式版の開発を進めるとしている。