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 Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同調査のもと、10代の消費行動に関する調査を行った。

 前回の10代男女の消費行動に関する調査の続編となる今回の調査では、10代の消費行動の裏にあるユーザー心理を、自由回答を中心とした調査により明らかにしていく。

≪調査結果サマリー≫

  • 10代の消費を伸ばすのは、“背伸び”したいという願望
  • 10代の三大欲求は、食べ過ぎ、使い過ぎ、買い過ぎ
  • 男性は極端な節約、女性は堅実な節約をしている
  • 10代の貯蓄率は50%以上。今後の貯蓄意向については約95%が積極的方が高い貯蓄率

 調査対象者は15歳〜19歳のモバイルユーザー345人。男女比は均等割り付け。キャリア比はDocomo:47.2% EZweb:37.4%Softbank:15.4%となっている。

 Q1では、今後の支出を「増やした」、もしくは「節約したい」と思う項目とその理由を尋ねた。各項目における代表的な回答は以下のとおりである。

増やしたいと思う項目

 ※回答は一部抜粋

 「増やしたいと思う項目」では、「豪華にいきたい」や「キレイになりたい」、そして「色んな所で遊びたいから」など、10代ならではの背伸びをしたいという意識が見てとれる。その一方で、「運動をするとお腹が減るので」や「(携帯電話を)音楽プレイヤーとして使うから」といった、10代の実態をうかがい知ることも出来る。

節約したい項目とその理由

 ※回答は一部抜粋

 また、「節約したいと思う項目」では、「食べ過ぎてしまうから」や「使い過ぎてしまうから」、そして「買いすぎてしまう」など、○○し過ぎてしまうという意見が多く見受けられた。○○し過ぎてしまうのは、10代に限った消費傾向ではないが、収入面での制限が10代の男女の意識を過敏にしているのかもしれない。

 Q2では、節約している項目について具体的に行っていることを尋ねた。代表的な回答は以下の通りである。

節約のために行っていること

 ※回答は一部抜粋

 節約方法として、携帯電話においては「割安のプランに加入する」や「携帯キャリアを変更する」などの意見が出てくるかと思われたが、多くに見受けられたのは「ケータイをあまり使わない」や「通話ではなくメールを中心に利用する」などの回答であった。(割安プランへの変更については、当然の事として認識/利用している可能性がある)

 全体的な傾向としては、女性は「お小遣い帳/家計簿をつける」や「お菓子コーナーをうろうろしない」、そして「通話ではなくメールを利用する」など、小さなことをコツコツと努力している傾向が強い。

 その一方で、男性は「アルバイトをする」や「ガマンする」など、稼ぐか使わないかという極端な意見が多く見受けられた。

 Q3では、貯金をしているかどうかと今後の利用意向を尋ねた。その結果、貯金を「行っており、今後もすると思う」と回答したユーザーは54.5%で半数を超えた。また、「現在は行っていないが、今後はしようと思う」は40.4%となり、10代男女の95%は貯金に対して積極的な意思を見せている。

 データがあるわけではないので正確な事は言えないが、これまでの10代と言えば消費という意識が強く、貯蓄という意識など毛頭になかったのではないかと思われる。それが、年金問題や終身雇用制度の崩壊、また近年の物価上昇により、貯蓄とは一番馴染みの薄い10代の意識にまで変化をもたらしているのではないだろうか。

月々貯金をしていますか。

 貯金の利用実態を男女別にみると、それほど大きな違いはないものの、男性は女性に比べ「行っており、今後もすると思う」と回答したユーザーが5ポイント以上高く、男性の方が貯金をしている傾向が強いことがわかった。今後の貯蓄意向については女性の44.2%が「現在は行っていないが、今後はしようと思う」と回答しているのに対し、男性は35.8%にとどまっている。また、「現在は行っていないし、今後もするつもりはない」というユーザーも5.2%と多い傾向にある。

 上記からもわかるように、男性の大半は堅実的に貯蓄を行い、ある一部のユーザーにおいては貯蓄を行わない刹那的消費スタイルが取れられている。女性においては、貯蓄をしている割合は若干低いが、その必要性は大いに感じている。しかし、実際貯蓄が出来るかどうか、というのが10代男女の実態ではないだろうか。

男女別の貯蓄実態

 本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。

 本調査はモバイルインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

調査対象:15歳〜19歳のモバイルユーザー345人
調査期間:2008年6月20日〜2008年6月23日
調査方法:モバイルリサーチ
調査機関:ネットエイジア