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「予測市場」は日本でも注目を集めるか--テックスタイルが新会社を設立

岩本有平(編集部)
2007年11月01日 14時15分


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 テックスタイルは11月1日、予測市場サービスを事業化し、新会社Predictionを設立。予測市場ポータル「プレディクション」の提供を開始した。

 テックスタイルでは「大勢の意見を正しく集約すると一部の専門家の意見より正しい正解を導くことができる」といういわゆる「群衆の叡智」を事業戦略のコンセプトととらえている。そこで仮想的な市場を用意し、その市場での取引から未来予測を行う「予測市場」についても注目し、サービスを運営する別会社を社内ベンチャーとして立ち上げた形だ。

 Prediction代表取締役社長の苅田あずさ氏によると、日本ではまだ知名度の低い予測市場だが、欧米では利用が進んでおり、ハリウッドスターの人気を予測する「HOLLYWOOD STOCK EXCHANGE」やスポーツの試合結果を予測する「PicsPal」、株価予測の「MarketWatch」など、注目を集める大手サイトも少なくない。「この欧米の流れが日本にもくるのではないか」(苅田氏)。

 プレディクションでは対象となる事象を株としてとらえ、市場ごとに付与される仮想通貨「Pドル」の売買を行う「Stock市場」と、対象となる事象についてユーザー登録時に付与される仮想通貨を賭ける「Bet市場」の2つの予測市場サービスを提供する。いずれも利用は無料。仮想通貨は現在他サービスでは利用できないが、将来的に他社のポイントサービスなどとの交換も視野に入れる。

 また、現在はBet市場のみしかユーザーが設置することはできないが、近日中にStock市場についてもユーザーが自由に作成できるよう機能追加を行うほか、APIの公開やブログパーツの提供などでサービスの拡大を検討している。11月25日にはモバイル版サービスも提供する予定だ。

 Predictionはポータル上での広告収入のほか、同サイトで利用している予測市場エンジンのOEM提供や予測市場エンジンを活用した市場調査などで初年度5000万円の売り上げとユーザー数10万人を目標とし、3年後にはユーザー数100万人、売上高5億円を目指す。

説明 左からテックスタイル代表取締役の吉田斉氏、Prediction代表取締役社長の苅田あずさ氏、Prediction取締役副社長の中村哲郎氏、テックスタイル代表取締役ストラテジストの岡田良太郎氏
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