オウケイウェイヴは5月13日、FAQ作成管理ツール「OKWave Quick-A Ver. 5.8」、およびQ&A情報活性化ツール「OKWave ASK-OK Ver. 5.8」を発売した。
最新版となる両製品では、モバイルユーザー向けに3キャリア対応の投稿機能を中心とした機能強化を図っている。価格はQuick-A、ASK-OKともにASP版の初期導入費用が200万円から、月額利用料金が35万円からとなる。パッケージ版の場合、初期導入費用が250万円から、パッケージ費用が800万円からとなっており、別途保守費用が発生する。また、アプライアンスサーバ版は800万円からとなっており、別途保守費用が発生する。
OKWave Quick-Aは、FAQの作成・編集・承認・公開のワークフローの業界標準「FAQ Management」を実装したFAQ作成管理ツールだ。HTMLの知識がない担当者でも、FAQの更新などに関わる作業を、ウェブブラウザ上にて作成・管理できる。
最新版となるOKWave Quick-A Ver. 5.8では、これまで提供してきた携帯電話からのFAQサイトの閲覧機能に加え、新たに、携帯電話からのユーザー登録/ログイン機能を実装した。オウケイウェイヴでは、これにより、携帯電話でのFAQの閲覧から問合せまでを、シームレスに作業できるとしている。
一方のOKWave ASK-OKは、ウェブブラウザ上で社内外向けのQ&Aコミュニティー、ナレッジコミュニティーなどの構築が可能な、ソリューションだ。 Q&Aサイト「OKWave」の運用実績にもとづくコミュニティー活性化のノウハウと、ユーザビリティを備えている。
最新版となるOKWave ASK-OK Ver. 5.8では、携帯電話からのサイト閲覧機能の向上、および質問と回答の投稿機能を実装。場所を選ばずナレッジの蓄積、および活用できるシーンが拡大するとしている。
オンラインゲーム運営のガンホー・オンライン・エンターテイメント株の戻りが本格化しつつある。5月12日の株価は値幅制限いっぱいとなるストップ高まで上昇。3月21日に15万5000円の直近安値を形成した後、5月12日には39万3000円まで、2カ月弱で2.5倍の急上昇となっている。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントの主力はオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」。同社会長がソフトバンクの孫正義社長の実弟であるなどの話題性もあり、株式公開当初の2005年4月には462万円(権利落ち修正済み。当時の権利落ち修正前の株価は2310万円)の高値を付けたこともあった。新興市場の主力銘柄として人気は高かったが、株式市場の望む成長を維持できず、株価は2005年秋から急下降に転じることとなった。
業績悪化の主因となったのはポータル事業。ガンホー・オンライン・エンターテイメントの業績は2005年12月期まで高成長を続けてきたが、ポータル事業の失敗、撤退費用の計上などにより2007年12月期は営業損益段階から赤字に転落していた。2007年9月には13万9000円の安値を形成。同社は2005年8月に1対5の株式分割をしているものの、実質的に株価は最高値であった462万円から30分の1以下まで売り込まれた。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは5月9日に今12月期第1四半期決算を発表。連結売上高は前年同期比2倍の35億1700万円、経常利益は前年同期の1000万円から7億2200万円へ急増した。ポータル事業の撤退による収益改善に加え、家庭用ゲームソフト事業への参入効果が大きく寄与している。
「ラグナロクオンライン」は累計登録ID数が276万を超えるなど、順調かつ安定した推移が続いている。今第1四半期業績急拡大の主因となった家庭用ゲーム機向けソフト事業では、任天堂ブランドで発売大型ソフトのロイヤリティー収入が計上されている。今下期以降にも有力タイトルの投入を控える。同社の柱がオンラインゲームであることは間違いないが、そこで培ったノウハウを活用した家庭用ゲームソフト事業も中期的には収益の柱のひとつに育っていきそうだ。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは株式公開する企業ながら業績計画は非開示。会社側では開示していないが、株式市場では同社の今期業績について、通期で3億円程度の経常利益を予想していた。第1四半期で7億円超の経常利益を計上したことで、株式市場は大きなサプライズを受けた。同時にガンホー・オンライン・エンターテイメントに対する復活期待が一気に高まっている。
オンラインゲーム業界は一時期の高成長が一服し、成熟感が漂っている。ただ、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、オンラインゲームを収益の基盤に、家庭用ゲーム分野への進出で再び成長力を取り戻しつつある。オンラインゲーム各社への株式市場の評価はまだ低いが、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株に関しては独自の展開に入っているようだ。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントの上場する大証ヘラクレス市場は、復調色を強めつつある新興市場の中でも、特に底打ち・上昇の動きが強まっている。同社株はヘラクレス市場、また新興市場全般のけん引役としての期待が高まってきている。
コネクトテクノロジーズは、携帯電話向けの広告配信プラットフォーム「アドパワープラス」にて、5月14日より広告配信サービスを開始する。
アドパワープラスは、広告クリック後の約定率などをもとに、自動的に広告の配信を最適化し、広告とサイトのマッチングを図る点が特徴。コンバージョンに応じて媒体の受け取るクリック単価が変動するようになっており、広告効果の高い媒体ほど、収入が多くなる仕組みをとっている。不正クリックをすると媒体のコンバージョンが下がり、クリック単価も下がるため、不正行為が行われにくくなるという。
サイトは3月に開設しており、広告主の募集をしていた。また、5月9日からは媒体の登録も可能となっている。14日からは広告入稿や広告の管理が可能となる。
アドパワープラスの導入により、広告主にとっては広告効果の最大化を、サイトオーナーにとってはサイト収益の最大化ができるとコネクトテクノロジーズでは説明している。
ベンチャーリパブリックは5月13日、パルコ・シティやマルイウェブチャネル、スタイライフ、JUNMENなど、ファッションブランドを扱うECサイト34社の商品をまとめて検索、比較できるサイト「ファッション・通販.ne.jp」をオープンしたと発表した。
利用者は好きなブランドや欲しい商品を、複数のECサイトから一括で検索し、価格などを比較できる。
ベンチャーリパブリックは家電製品などの価格比較サイト「coneco.net(コネコネット)」を運営する企業。これまで、カタログ通販商品の検索、比較ができるサイト「通販.ne.jp」を運営してきた。しかしここ数年、アパレルブランドECサイトの掲載依頼が増加したことを受け、ファッションに特化した検索サイトを開設したという。
通販.ne.jpと同じ検索機能を利用し、関連キーワード検索や類似商品検索ができるようにした。また、「CanCam」「ViVi」などの雑誌名を人気ワードとして用意し、雑誌に掲載されたアパレルブランド商品を検索できる機能も搭載した。ブランド商材に特化することで質を維持し、提携企業やユーザーに満足されるサイトを目指す考えだ。
鳴海淳義(編集部)
サイバーエージェントは5月13日、子会社である株式会社スーパースイーツを解散および清算することを発表した。
スーパースイーツは、2006年11月にスイーツ(菓子類)のEC事業を目的に設立された。解散の理由は、「収益の伸びが難しいと判断しため」(サイバーエージェント広報)。サイバーエージェントグループ内の事業立ち上げ、撤退の基準である「CAJJ」に基づいて決定されたという。
スーパースイーツの2007年9月期の業績は、売上高1300万円、営業損失5200万円、経常損失5200万円、当期純損失6000万円だった。
なお、同社は毎年3月12日を「スイーツの日」とする申請を行い、日本記念日協会の認定を受けている。スイーツの日は今後も存続するという。