A CNET SITE CNET Japan

 シルバーエッグ・テクノロジーは4月8日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。

 シルバーエッグ・テクノロジーは、1998年に設立された、人工知能をベースとしたレコメンデーション技術の開発・提供を専門とする企業。大手ECサイトなどに、リアルタイムで最適な商品を推薦するレコメンデーションASPサービスを提供している。

 今回の増資により、レコメンデーションASPサービスの強化を行うとともに、ITVから社外取締役1名を迎え、同社からの営業・マーケティングを中心とした経営・事業支援を受けるとしている。

 ココアは4月8日、同社が運営する仮想世界サービス「meet-me」について、「正式版-08' Spring」として正式サービスを開始したと発表した。

 meet-meは実際の地図データを元に仮想の東京を再現した仮想世界サービスだ。同社では2007年12月よりアルファ版としてサービスを提供していた。

 今回の正式サービスでは新たに「携帯電話」機能を追加。meet-me内で遠隔地にログインしているユーザーとの会話が可能になった。また、ユーザビリティやインターフェースを改善したほか、いくつかの機能を向上させた。さらに、ランドマークとなる建物のデータなども追加している。

 そのほか、ユーザーがmeet-me内で開催されるイベントやゲームに参加することで獲得できる2種類のポイント「ココア」と「MMP(meet-me point)」を発行する。ココアはmeet-me内でのアイテム購入やゲームの参加料として利用できるポイントで、MMPは土地代の支払いやプレミアムアイテムの購入に利用できる。

 ポイントは他社のポイントプログラムと連動する予定で、第1弾としてネットマイルとの双方向ポイント交換、Amazonギフト券への交換が可能になる。

 また、正式サービスの開始を記念して、4月8日〜5月7日の間に新規登録したユーザーおよびアルファ版で登録済みのユーザーには、月額500円以内の土地1区画を3カ月間無料で利用できる「土地無料券」が提供される。

 ブログのクチコミ情報を本当に見やすい形で表示するサイトが登場した。「30min.」は地域ごとの情報をブログから収集して再構成する。コンセプトは、ウェブ版のクチコミタウン誌だ。

 トップページを開き、沿線と駅から地域を選択するだけで、当該地域に関するブログエントリーが表示される。単純にキーワードとして地域名が出てくること以外に、店舗名、電話番号なども拾うため、その中身は実際に“使える”情報となっている。主に地域の飲食店に関するレビューが並ぶほか、観光地、公園、お花見、不動産情報なども多い。

30min.jp「グルメマップ」というタブを開くと、Googleマップ上に飲食店のクチコミ情報が表示される。(クリックすると拡大します)

 クチコミ情報の宝庫であるブログも、その4割がスパムであるという調査結果に見られるとおり、実際に情報源として利用するのは困難だった。そこで30min.が目標としたのは、「既存のブログ検索で地名をキーワードに検索するよりもクリーンな結果を出すこと」(運営会社サンゼロミニッツ 代表取締役社長の谷郷元昭氏)。

 ホワイトリスト形式でスパムを排除し、タウン情報を配信している首都圏10万件のブログから良質な1万件のブログを、更新頻度などを基準に目視で精査。内容を自動解析し、個人運営ブログをメインに地域ごとの検索結果として出力した。

 見た目には一般人向けのタウン情報検索サイトだが、裏側ではRSSフィードで収集したブログ記事を自動解析し、地域ごとに分類しているため、セマンテックなフィードリーダーとしての機能も果たしている。ただし、ユーザーには意識させないようにした。フィードリーダーライクなインターフェースは、一般的なインターネットユーザーには敷居が高いとの考えからだ。

 サイト開設の背景には、首都圏の商業施設が乱立していること、共働きの家庭が増え、地域のふれあいよりもネットでのコミュニケーションが目立ってきたことなどがある。これらの受け皿としてブログのクチコミを利用しやすい形で提供することを目指す。

 まずは東京・神奈川でサービスを開始し、2008年中に全国展開する計画だ。収益源はエリア広告などのほか、専門サイトへの送客アフィリエイトがメイン。個人情報保護法などで難しくなってきたポスティングの代替手段としての利用を見込む。地域でターゲティングしているため、送客率も高いという。

 今後は、商業施設や店舗、自治体が発信するRSS情報も検索対象に加えていくことで、単なる地域ブログ検索サイトではなく、地域に関する新着情報の総合検索サービスへと発展させる予定だ。

 サイバーエージェントの連結子会社であるシーエー・モバイルは4月9日、モバイル向け総合ショッピングサイト「ONE☆FESTA」(http://festa.tv/)に、ALBERTが開発した、ユーザーの嗜好に合わせて最適な商品を推薦するレコメンドエンジン「おまかせ!ログレコメンダー」を導入した。

 おまかせ!ログレコメンダーは、サイトのログデータを解析することで、ユーザーがある商品を見た際に関連性の高い商品を自動的に推薦するレコメンドエンジンだ。

 モバイルサイトは、PCサイトに比べてサイトの表示スピードが遅く、1ページに掲載できる情報が限られているため、ユーザーが目的の商品にたどり着けず離脱してしまうことが少なくない。同社では、今回の商品推薦機能の導入により「これらの問題を解決したサイト構造を実現した」とコメントしている。

 サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは4月8日、成約ユーザーの行動分析をもとに、成約に至る可能性が高いユーザーに対する広告配信プランを、広告主が自由に選択できる広告サービス「MicroAd TRF」の販売を開始した。

 MicroAd TRFは、広告主サイトの成約ユーザーが、成約する前に閲覧および回遊したコンテンツを特定し、そのコンテンツにピンポイントで広告を配信することで、潜在ニーズを持った新規ユーザーを効率的にサイトへ誘引し、成約を促すサービス。

 実際に成約したユーザーの嗜好や行動パターンから導きだされる傾向に基づいて広告を配信するため、ユーザーが成約に至る可能性が高いとしている。

 成約ユーザーの分析は広告主ごとに個別で行い、配信対象コンテンツに関するオリジナルの広告効率評価チャートを作成する。広告主は、評価チャートを見たうえで、広告配信プランを自由に選択できる。

 マイクロアドでは、同サービスを同社の行動ターゲティング広告配信サービス「Microad Retargeting」を導入している広告主に対してオプションサービスとして販売し、今年度中に100社の導入を目指すとしている。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ
  • 最後のページへ