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2008年3月 28日 18時46分

ベンチャー投資家のコースラ夫妻、ウィキメディア財団に50万ドルの寄付を発表

文:Daniel Terdiman(CNET News.com)
翻訳校正:吉武稔夫、福岡洋一

 今週は、Wikipediaを運営するWikimedia Foundationの財務状況にとって喜ばしいニュースが続いた。

 まず米国時間3月25日には、Alfred P. Sloan Foundationが今後3年間に、Wikimedia Foundationに対して300万ドルの資金を提供すると発表した。

 そして27日、今度はベンチャー投資家の頂点に立つVinod Khosla氏と夫人のNeeru Khosla氏が、50万ドルを同財団に寄付すると発表した。

 このところ財務に関して批判を受けているWikimedia Foundationにとって、これは嬉しい知らせだ。批判の中で特に話題となったのは、創設者のJimmy Wales氏が財団のクレジットカードを私的に流用して、個人的な支払いに充てているというものだった。同財団のエグゼクティブディレクターを務めるSue Gardner氏は、取り沙汰されている疑惑を強く否定し、Wales氏は不正な行為など何もしていないと主張している。

 それでも悪いうわさをなかなか払拭できないWikimedia Foundationにとって、Khosla夫妻のような人々やAlfred P. Sloan Foundationのような組織が信頼の証として資金を提供してくれるというのは、ありがたいことに違いない。

 Khosla夫妻が寄付する資金の使途については明らかになっていない。一方、Alfred P. Sloan Foundationの資金は、主に「flagged revisions(フラグ付き改訂)」と呼ばれるWikipediaの新しい機能の開発支援に使用されるという。この機能は「経験豊富な編集者が記事の品質について、目に見える形で公式に格付けできるようにし、その結果、Wikipediaのコンテンツに対する一種の『栄養成分表示』のような役割を果たす」ものになる予定だ。

 また、Khosla夫妻やAlfred P. Sloan Foundationが自分たちの提供した資金に関してどれだけの発言権を有しているのかも明らかではない。

 Valleywagの編集者Owen Thomas氏のように、新たな資金が導入されることで、不正な出費だと批判されているような行為に対し、出資者たちが目を光らせることができると主張する人もいる。ただ、そのような抑止効果が実際にあるかどうかは不明だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

 トランスコスモスは3月28日、フォアキャスト・コミュニケーションズが新会社として「株式会社東京アートクロス」を、4月1日に設立すると発表した。

 フォアキャスト・コミュニケーションズは、トランスコスモスの関連会社であり、日本テレビのIT戦略子会社としても事業を展開している。このたび、現代アートの総合ポータルサイトを企画・運営する新会社として東京アートクロスを設立する。資本金および資本準備金は1億円。株主は、資比率100%のフォアキャスト・コミュニケーションズとなる。

 新会社ではアート専門のECサイトの構築を行う予定でmサイトオープンは6月後半の見込み。商品の購入受付から決済、発送までの一元管理を可能にするサービスを提供する。

 また、国内外の現代アートの作家や作品、展覧会などに関する情報を配信する。サイト上で行われるユーザー同士の情報コミュニケーションにより、信頼度の高い情報コンテンツを提供し、EC機能と情報コンテンツがシステム連携することで相乗効果を図る。

 トランスコスモスでは新サイトにつて、情報収集やネットショッピング、ユーザー同士の意見交換などを複合的に楽しめる総合ポータルサイトになるとしている。また、アート供給者とユーザーをサイト上でつなぐことにより、日本の現代アート市場全体の活性化を目指すとしている。

 イー・モバイルは3月28日より、全国47都道府県で電話サービスを開始する。

 イー・モバイルは2007年3月に携帯電話市場へ参入。完全定額制のモバイルブロードバンドデータサービスを日本で初めて導入し、その後7.2Mbpsサービスを提供している。

 イー・モバイルの電話サービスは、毎月の電話基本料を無料にし、同社加入者間の通話を24時間無料にする定額パックなどが利用できる。

 ウィルコムは4月1日より、日産自動車のカーナビゲーションシステム(カーナビ)情報サービス「カーウイングス」向け専用定額通信サービス「カーナビ専用サービス for CARWINGS」の対応車種を拡大する。

 カーウイングスは、日産自動車のカーナビゲーションシステムを利用する際、オペレーターに要望を伝えるだけで目的地が設定できるサービス。最速ルート探索など、ドライブに必要な情報が入手できる。カーナビ専用サービス for CARWINGSは、これらのサービスを月額1200円の定額料金で利用可能だ。

 今回、対応車種をHDD方式のカーナビを搭載した車種に加え、「DVD方式/最速ルート探索機能対応」カーナビを搭載するフーガ、プレサージュ、シルフィ、セレナ、ラフェスタ、ティーダラティオ、ティーダ、ウイングロード、NOTEに拡大する。

 SUNとリンクは3月27日、仮想世界サービス「Second Life」のユーザー同士での通話を可能にするサービス「アバターケータイ(仮称)」を共同で開発し、2008年5月から提供を開始すると発表した。

 アバターケータイ(仮称)は050から始まる専用番号を同サービスのユーザーに割り当て、Web上の専用サーバーが発信および着信の両者に発信することで携帯電話による通話を可能にするサービスだ。専用サーバーから発信するため、相手に自分の番号を通知せずに通話できる。また、相手がSecond Lifeにログインしていない場合でも通話が可能だ。

 専用サーバーからの着信の際には「セカンドライフからの電話です」という音声ガイダンスが流れる。通話料や月間利用料は未定だが、決済はセカンドライフ内の仮想通貨のリンデンドルで行う予定となっている。

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