アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は2月21日、さくらインターネットと共同で運営する実験サイト「ブログラボ」の第1弾サービスとして、ブロガーが注目している話題を自動的にピックアップするニュースサイト「ブログレーダー」を公開した。
ブログレーダーは、ブログの被リンクの仕組みを活用し、ブログで議論を呼んでいる話題を自動的に抽出するニュースサイト。ブログ上の注目の話題や議論を一目で把握することができ、「ITやネットの知識のないユーザーでも、ブログの有益な記事を情報源として活用できる」としている。
同サービスは「ついったーランキング」や「話題の.jp」などを開発したbambino.jpの福田氏の協力のもとに開発されており、ブログから張られているリンクをフィルターとして活用することで、インターネット上に日々生成される大量の情報の中から、ブロガーが注目している話題を自動的に抽出する仕組みを構築したとしている。
単純なブログの被リンク数を元に話題の抽出を行うと、自動的にブログ記事を生成するプログラムなどによるスパム記事や、ブロガーが記事を投稿するだけで報酬を支払う「ペイパーポスト型」のサービスによる記事広告型ブログ記事による影響が大きくなるが、ブログレーダーではAMN独自の調査に基づいてブログのリスト化を行い、それらのブログからのリンクを元に注目記事を抽出しているため、「スパムによる影響を受けにくくなっている」という。
また、注目の記事を表示するだけではなく、その記事にリンクしているブログの記事一覧も表示することができるため、話題に関するブロガーの反応の一覧を手軽に閲覧することができる。
AMNでは、米国で同様の仕組みを基に運営されているTechmemeがブロガーを中心に人気を集めており、Googleニュースやdiggなどとともに新たなニュースサイトの構築方法として注目されていることから、ブログレーダーが日本において同様の役割を果たせるよう今後も開発を継続するとしている。
JWordは2月21日、同社の運営する日本語キーワード検索サービス「JWord」を任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」で利用できる「JWord検索サービスWii対応版」の提供を開始した。
JWordは、プラグインをインストールした上で、アドレスバーに会社名や商品名などのキーワードを入力すると、そのキーワードに関連したサイトや公式サイトを直接開くことができるパソコン向けの検索サービス。
JWord検索サービスWii対応版は、パソコン版のJWordをWii向けに特化したサービスで、プラグインのインストールなしに利用でき、テレビ画面から10feet(約3m)離れた所からでも文字が読める「10feet UI」と呼ばれるインターフェイスを採用するなど、WiiからJWordが利用しやすいよう配慮されている。
また、検索結果は、Wiiリモコンで操作することを考慮し、上下のスクロールではなく、左右にページを移動して閲覧できるようになっている。
タレント名、会社名、商品名など、テレビを見ていて、知りたいと思った情報があったとき、シンプルな操作で直接サイトを表示することができるため、子供や年配者など、普段パソコンを使用しないユーザーにも簡単に利用できるとしている。
JWordでは今後、Wiiのインターネットユーザーに特化した機能を同サービスに随時追加するとしている。
永井美智子(編集部)
アッカ・ネットワークスは2月21日、代表取締役社長の交代と取締役2名の退任を発表した。社外から新たに取締役3名を迎えて経営の建て直しを図る。また、株主還元のために剰余金を配当する。
代表取締役社長 最高経営責任者の木村正治氏は、3月28日に開催される定時株主総会および取締役会での決定を受けて退任する。後任には執行役員 技術・オペレーション担当 兼 システム本部長の須山勇氏が就く。
また、取締役の湯負p彦氏、佐藤元信氏もあわせて退任する。取締役として新たに、UWiNプリンシパルの塚本博之氏、CIM顧問の山岡法次氏、ワイズクリエイト代表取締役の山本宏義氏が就任する。
アッカは経営不振を受け、筆頭株主のイー・アクセスから経営陣の刷新を求められていた。イー・アクセスは同社の幹部4名をアッカに送り込む考えだったが、これを拒否したいアッカは他社から経営陣を迎え入れることで事態の収拾を図ることにした。
今回の発表を受けてイー・アクセスは「今回アッカが現経営陣である常勤取締役3名中2名を退任させることは、まさに経営体制の刷新を求める当社の株主提案が引き出した結果であると評価する」とコメント。ただし、アッカが発表している2008年12月期の減収減益見通しは「受け入れられない」(イー・アクセス)として、「中間決算を期限に、新経営陣による事業計画の見直しを求める」とした。また、イー・アクセスからアッカに経営陣を送り込む株主提案については、アッカの案と両立しないことから、一度取り下げるとしている。
アドウェイズは2月20日、モバイルポータルサイト「Uclip」(http://u-clip.net)を利用したリアル店舗アフィリエイトサービスを4月1日に開始すると発表した。
このサービスはまず、店舗が店舗の配布物やFelica端末からユーザーをアドウェイズが運営するFlash対応モバイルポータルサイトUclipに誘導する。Uclipに送客されたユーザーと各店舗情報とをひも付けし、サイト内の行動履歴を継続的に取得する。さらに、同社が運営するモバイルのアフィリエイトプログラム「Smart-C」での成果測定を行うことで広告収益を店舗と継続的に共有する。これにより、店舗はユーザーの送客数に応じて積み積み上げ型の収益モデルを構築できるという。
4月1日からのサービス開始に先立ち、2月20日から3月31日まで携帯電話販売ショップや飲食店、ガソリンスタンドなどでトライアルサービスを実施する。トライアルサービス開始時の実施店舗数は約50店舗、期間中に約100店舗まで拡大予定。FelicaリーダーやQRコードを付与したPOP、QRコードを付与した配布物などによってユーザーを誘導する。
サービス開始後、2008年度末に200店舗での展開を目指す。
デロイト トウシュ トーマツは2月20日、2008年のテクノロジ業界を予測するレポート「Technology Predictions:TMT Trends 2008」を発表した。レポートでは、テクノロジ業界のさまざまなトレンドを予測している。
まず、インターネットでの信頼性に関する予測レポートでは、ウェブの主なメリットとして認識されている匿名性ではなくウェブを通じた取引を行う際の信頼性のニーズが高まる可能性があるとしている。ウェブサイトに対するユーザーの信頼が高まることでオンライン詐欺などの悪質な行為への不安が解消され、インターネットサービスの安全性や成長が維持されることでユーザーおよび企業の双方がメリットを受けることになると予測する。
また、PCに保管されるデータに関する予測レポートでは、PCに保管されるデータの量と価値が急激に増大するしている。2008年はPCの購入金額以上に、ウィルス保護やオンラインバックアップなどに支出するユーザーも出てくるという。PC以外にも、MP3プレーヤーや携帯電話、外付けHDDといった機器も同様な流れになる可能性があるとした。
さらに、世論のイメージがネガティブなナノテクノロジーについては、地球環境の救世主といったようにイメージが一転する可能性があるとしている。