小川陽平(GameSpot Japan)
THE VOCALOID CV01初音ミク
寺島情報企画は、2007年12月26日(水)に月刊DTMマガジン増刊「THE VOCALOID CV01初音ミク」を発売する。
「THE VOCALOID CV01初音ミク」は、初音ミクの体験版を収録したDVDが付録としてつき、誌面では体験版のインストールから、ボーカルの打ち込み、声の加工、ボーカルパートに伴奏をつけるためのソフトの選び方、曲の打ち込みまでが解説されている。
さらに、声優や開発者のインタビュー、事前に行われたクリスマスソングコンテストの結果発表など、すでに初音ミクを楽しんでいるユーザーも必見の内容となっている。
付録には前述の体験版DVD(特製ケース)の他に、綴込B3ポスター、オリジナル・マウスパッドが用意されている。
THE VOCALOID CV01初音ミク
定価:1980円(税込)
発売日:2007年12月26日(水)
DTMマガジン
http://www.dtmm.co.jp/
THE VOCALOID CV01初音ミク
http://www.dtmm.co.jp/zoukan/miku.shtml
アウンコンサルティングの急落が株式市場で話題となっている。12月17日の取引終了後に2008年5月期11月中間期業績計画の下方修正を発表。高成長期待が一気に剥落し、同社株は翌18日の取引開始とともに大量の失望売りを浴びた。
アウンコンサルティングは検索エンジン最適化コンサルティング、SEOを軸とした検索エンジンマーケティングの大手。SEOは成長を続けるインターネット広告市場の中でも、最も成長性の高い分野のひとつとして注目を集めていた。アウンコンサルティングが自ら算出したSEOの2006年の市場規模は2005年比較で24%伸びて約80億円。2007年以降も前年比2ケタ成長が続く見通しにある。
SEOの専門企業は現在、アウンコンサルティングのほか、アイレップ、フルスピードと3社が株式公開。3社とも、市場の成長性の高さを背景に株式市場で他のインターネット広告関連企業より高い評価を受けている。アウンはアイレップ、フルスピードに先行して2005年11月に株式公開。株式市場では、業界のリーディングカンパニーと認識されていた。
12月17日に発表した中間期業績の下方修正は、連結売上高が従来予想30億4400万円から25億7700万円(前年同期比4%増)へ、経常利益は同4億3500万円から3億3500万円(同6%増)へ減額するもの。
内容を見てみると、SEOが順調な成長を続ける一方で、検索連動型・コンテンツ連動型広告のP4Pが事業再構築に伴い、計画を下回る見込みとなっている。P4PはSEOに比べて利益率が低い。競争激化を背景とした価格競争が発生しており、アウンコンサルティングとしては値引き競争を回避して、コンサルティングを中心に利益率の高いビジネスに軸足を移す方針を示している。意図的な意味も含む下方修正ととることもできる。
アウンコンサルティングでは下方修正を発表した同じ日に、シリウステクノロジー(非上場)からモバイルSEO事業を譲り受けると発表。アウンコンサルティングが従来から手掛けているパソコンと、シリウスから譲り受けたモバイルのコンサルティングを組み合わせ、クライアントにワンストップでサービスを提供できる体制を整えている。
18日にはSEM(検索エンジンマーケティング)の運用業務のチケット制オーダーシステム「SEMチケット」をOEM(相手先ブランドによる生産)で提供するプログラムを開始。その第1弾として、中古車情報誌「Goo」のプロトコーポレーションへサービスを提供すると発表した。続いて19日は米国におけるプロモーション実態調査を行い、リポートの販売を開始したと発表したばかり。
矢継ぎ早に材料を提供しているものの、株価は下値模索の展開が継続。業績面にしても、中間期計画こそ当初予想を下回る見通しとなったものの、会社側ではM&A(企業の合併、買収)で取得したモバイルSEOが寄与する影響度を見定めたいとし、通期計画は従来予想を据え置いている。
連結売上高は前期比19%増の62億5900万円、経常利益は同27%増の9億600万円を見込む。SEO市場の順調な拡大は続いており、下期の巻き返しで従来予想の通期計画が達成できる可能性は残っている。
しかし、株価は下方修正発表後のショック売りが一巡した後、新たな材料が相次いで出現しても買いが続かず、急落後のリバウンドもない状況。2007年8月に付けた株式分割を考慮した上場来安値12万2000円を意識した値動きとなっている。
インターネット広告業界は電通によるオプトへの追加出資を受け、一気に業界再編の機運が高まってきている。大手広告代理店系の総合ネット代理店のほか、成長鈍化色の強まっているアフィリエイト広告業界の専業各社などにもM&A思惑が広がっている。
とはいえ、株式市場は引き続き業績面に神経質。これまでのアウンコンサルティングの株価は業績の高成長を前提に形成されていただけに、例え下方修正幅が小さくとも市場の受けたショックは大きい。株式市場的にはネット広告各社を再度見直す動き出てきたが、アウンコンサルティング株に限っては当面、そのショックを引きずる展開が続きそうだ。
シリウステクノロジーズは12月25日、自社が運営するサイト「 Cirius Lab.(シリウスラボ)」にて、位置情報を活用したモバイルサイト開発をする際に利用できるプラットフォーム、「GeoPlatform API」の提供を開始したと発表した。
GeoPlatform APIシリーズの第1段となる「GeoForm API」は、GPSやiエリアなど、位置情報を活用したモバイルサイトを作成する際に、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアの違いや、機種間の違いを意識せずに、指定したフォーマットで位置情報を取得することが可能となる。APIを利用するための、ユーザ登録を行なうことで、1日5000アクセスまで無料で利用することができる。
なお、GeoForm APIは、シリウスラボのウェブサイトよりユーザ登録を行い、APIキーを取得することで利用できる。
シリウステクノロジーズでは、今後、GeoPlatform のラインナップ強化や、新メディアのリリースを予定。さらに、ローカルコンテンツの牽引役を目指し、「ジオメディア」という、位置情報を使った新しいメディアの研究と開発、および位置情報関連テクノロジーの調査結果や、APIの公開を行っていくとしている。
エフルートとオーバーチュアは12月25日、ゼイヴェルが運営する女性向けの携帯電話ポータルサイト「girlswalker.com(ガールズウォーカー)」に、検索機能と検索連動型広告を、それぞれ提供した。
ガールズウォーカーは、2000年6月にサービス開始。ファッショントレンド情報、芸能情報、携帯オークション、お天気、占い、人気着メロなどを、iモード、au、ソフトバンクの対応端末にて、無料で閲覧できる。
エルフートは、携帯電話向けに最適化された、エフルート独自の表示方式「Expand Search」を採用しており、ニコニコ動画や複数公式サイトの楽曲情報、wikipediaなどの情報を、カテゴリー分けした検索結果で表示する検索サービスを提供している。
このたび、この検索機能を、ガールズウォーカーのユーザー向けに提供。女性向けブランドや女性に人気のタレントなどのガールズウォーカー内で人気のキーワードの検索結果を、ユーザーの嗜好に合わせてカスタマイズを行い、F1層の女性が好むユーザーインターフェイスに変更して提供する。
また、オーバーチュアは、同じくガールズウォーカー内の検索結果ページに、検索連動型広告「スポンサードサーチモバイル」の掲載を開始。上部に最大2件、下部に最大4件の広告を掲載する。
IMJモバイルは12月25日、モバイルユーザビリティ研究所にて実施した「モバイルショッピングサイトのユーザビリティに関する調査」の結果を発表した。
調査はインターネットリサーチで、調査会社が保有する調査パネルより、全国の15歳から49歳の男女を対象に、12月7日より12月8日の間実施し、有効回答数312サンプルを得た。
まず、モバイルでショッピングサイトにアクセスするタイミングについて聞くと「暇で時間をつぶしたいとき」が54%と最も高く、ついで「就寝前」の41%、「モバイルサイトからのお知らせメールを見たとき」の40%となった。
男女とも、「暇で時間をつぶしたいとき」が最も高く、女性では「就寝前」、「パソコンのインターネットで気になる商品を見たとき」が上位となり、男性では「モバイルサイトからのお知らせメールを見たとき」と「就寝前」が上位であった。
次に、モバイルでのショッピングサイト利用に関する満足度について聞くと「商品の比較しやすさ」の52%が最も不満が多く、ついで「商品の見つけやすさ」が49%、「スムーズさ」が49%となった。IMJモバイルでは、モバイルサイトの制約面である、表示の大きさやアクセススピードについて、モバイルショッピングサイトへの不満が集中していると分析している。
また、この1年におけるモバイルショッピングサイトの利用について聞くと「ほぼ毎週利用」が20%、「ほぼ毎月利用」が21%となり、全体の41%が月1回以上利用していると回答した。
さらに、この1年間のショッピングサイト別利用経験を聞くと「楽天」の72%が最も高く、ついで「Yahoo!モバイル」が58%、「Amazon」が56%となり、モバイル専業である、「auショッピングモール」は25%で、5位という結果となった。
つづいて、モバイルでのショッピングサイト中止理由を聞くと、検索結果で「欲しい商品が見つからなかった」の46%が最も高く、ついで、トップページで「欲しい商品が見当たらなかった」の45%、検索結果で「キーワードと関係ない商品ばかりがでてきた」の42%となった。
IMJモバイルは、全体的に、何らかの理由でほしい商品まで到達できないことが、購入への障壁であることが伺えるとし、商品や価格に関する情報提供の不足も、購入を中止する原因となっていると分析している。
さらに、どのような時、モバイルショッピングサイトでの商品探しに不便を感じたかを聞くと、「商品に関する情報量が少ない」が67%と最も多く、ついで「通信時間がかかりイライラする」の59%、「行きたいページに辿りつけない」の39%となった。
また、モバイルショッピングの途中でサイトの使い方が分からなくなった場合の行動について聞くと「モバイルでのショッピングをやめて、パソコンサイトを使う」が54%と最も高く、ついで「商品の購入を諦める」の38%、「TOPページに戻り1からやり直してみる」の37%となった。
IMJモバイルでは、ユーザーは、豊富な商品情報の提供と通信環境をモバイルショッピングに求めており、モバイルキャリアによる通信速度向上が、さらなるモバイルショッピング市場の拡大を牽引することが推察されるとしている。