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 2007年を振り返り、CNET Venture Viewでもっとも読まれた記事のランキングを紹介する。記事の中では、企業研究のコラムや話題のサービスの紹介などがランクインした。

2007年1月から12月までの人気記事ランキング
順位記事タイトル公開日
1あなたはどの有名人に似ている?--ケータイで撮影して判定する「顔ちぇき」2007/4/26
2日本人の12人に1人が使う巨大SNS「mixi」を運営する開発部の内側2007/6/18
3最強のビジネスモデルは「鳥山明型」--大阪発、世界目指すソフト開発ベンチャー2007/5/9
4Google vs 2ちゃんねる?-- 純国産検索エンジンに本気のベンチャー2007/5/14
5世界が認める頭脳が集結したガレージ--検索エンジンのPFI2007/6/21
6上場していくベンチャーは、管理本部が強いのをご存知ですか?2007/4/20
7事業計画っていったいどんなもの?2007/4/27
8我々は虚業ではない--「ギーク」と「スーツ」がコラボする新生ライブドア2007/4/26
9あなたのお父さんはどの有名人に似ている?--父の日向け顔判定サービス「パパちぇき!」2007/6/12
10予実管理が重要な本当の理由は?2007/5/25

 もっとも読まれた記事は、携帯電話で撮影した人の写真をアップロードするとどの有名人に似ているかを判定するサービス「顔ちぇき」の紹介記事。4月26日にサービスを開始後、約2カ月間で累計利用者数が3000万人を突破。また、父の日やドラマと連動など新サービスを次々に提供し、注目を集め続けた。

 次にランクインしたのはmixiの技術者の紹介記事。注目企業の開発部ということもあり、記事の公開直後からアクセス数が急上昇した記事だ。

 また、企業研究のコラムでは「ファミコンのROMファイルをiアプリに変換するサーバを公開」とビジネスリーダーズブログでも注目を集めたクレイジーワークス、国産検索の未来検索ブラジルやプリファードインフラストラクチャー、激動を経て「健全なベンチャーに立ち戻る」と語ったライブドアの記事が多く読まれた。

 また、ベンチャーの管理部門向けのコラム「ベンチャーのための経営管理術」の連載の中からは、3本の記事がランクインした。

 さくらインターネットは12月27日、資本提携に向けて双日と協議することで合意した。オンラインゲーム事業の不振による債務超過を早期に解消し、財務体質を強化するのが狙い。

 さくらインターネットは2009年3月期中に、双日を割当先とする第三者割当増資を行う予定。発行予定株数は、第三者割当後の総発行株式数の25〜33.3%の範囲内をめどとしている。ただし具体的な株数や払込価額などは今後の協議で詰める。

 新株発行決議および新株引受契約を締結するのは2008年1月下旬の予定だ。

 日本証券業協会は12月27日午後、同協会が保有するジャスダック証券取引所株式を大阪証券取引所に売却する方向で協議を進めると発表した。同日開催した特別委員会で決定した。

 日本証券業協会はジャスダックの発行済み株式数の72.6%を保有。同協会会長の安東俊夫氏は日本証券業協会がジャスダックの約7割の株式を保有する現状を利益相反などの問題から好ましくないとし、10月から特別委員会で協議を行っていた。

 ジャスダック株式については、日証協が東京証券取引所にも取得を打診していたが、12月17日、東証はこの提案を見送る方針を示した。特別委員会が開催される前の時点で、ジャスダックの単独再建、大証への株式譲渡――に絞られていた。

「魅力ある市場を創る」「最大限の努力を」

 安東氏は特別委員会後、「今後、条件面等を詰めていくことになるが、新興市場全体の発展を目指し、魅力ある市場を創ることが特別委員会の真意であり、(個人的に)全力を尽くしてさまざまな問題を乗り越えていく覚悟である」とのコメントを発表した。

 大証では安東氏のコメントを受け、「効率的で信頼される市場創りの観点から対応していきたい」とのコメントをリリースした。

 一方、ジャスダック証券取引所社長の筒井高志氏は同日午後に安東氏との会談を行い、経緯の説明を受けた。プレスリリースで「安東会長の『新興市場全体の発展を目指し魅力ある市場を創ることが真意』との意向を受け、最大限の努力をしていきたい」とコメントしている。

新興市場再編の第2ラウンドへも

 日証協と大証は年明けにも譲渡交渉を開始する見通し。大証は株式取得後、大証が運営する新興市場「ヘラクレス」とジャスダックを統合し、採算性を改善させていく方針とみられる。ただ、これまで自主経営路線を強調してきたジャスダック側の反発により交渉の難航も想定される。

 名古屋証券取引所のセントレックスや札幌証券取引所のアンビシャスなど、乱立する地方新興市場に関しても、株式市場では「再編が必要」と見る向きが多い。中期的には、今回参画しなかった東証を含めて「新興市場再編の第2ラウンド」への発展にも関心は高まっていきそうだ。

 ゆめみは12月27日、3キャリアに対応したモバイルサイトを制作する際に必要な、絵文字や画像の3キャリア変換を自動処理するApacheモジュール「mod_ktai」を開発したと発表した。2008年3月末までに一般公開する考えだ。

 モバイルサイトはキャリアによって記述言語が異なり、3キャリアに対応したサイトを制作する上での課題になっていた。自動変換できるようにすることで、開発スピードを高める狙いがある。

 mod_ktai 1.0は、サイトごとに変換処理プログラムを新たに開発する必要がないため、「開発期間が従来の最大3分の1まで減った」(ゆめみ)という。また、変換処理速度も「最大100倍以上」(ゆめみ)という自信作だ。

 mod_ktaiは複数のモジュールで構成されており、必要な機能を選んで組み込むことも可能。27日時点で「機種判別」「絵文字変換」「画像変換」「会員認証」等のモジュールを用意している。

 具体的な活用メリットとしてゆめみでは、静的に作られたHTMLに対してプログラム処理を加える必要なく絵文字変換ができたり、すでにPC向けに作られたアプリケーションやウェブサイトを携帯電話向けにする際に、開発が簡単になったりする点を挙げている。

 TAGGYは12月26日、提供するタグ検索サービス「TAGGY」において、ユーザーの行動履歴を元にしたリコメンデーション機能の提供を開始する。

 TAGGYは「タグ」を元に動画や画像、ニュースなどのメディアを検索できるサービス。「検索させない検索エンジン」をテーマに掲げており、登録したタグを含む動画や画像などのメディアを自動で表示する機能や、閲覧した動画などに関連するほかの動画などを表示する機能を実装している。

 今回の機能追加はそのテーマをさらに進めるもの。TAGGYを利用するユーザーにcookieを付与して、閲覧したメディアのタグの情報を蓄積。蓄積したタグを元に、独自の手法を用いてユーザーの好みを分析することで、おすすめの動画や画像を自動で表示する。cookieを利用するため、ユーザー登録をしていないユーザーもリコメンデーションを受けることができる。

 また、TAGGYでは2008年春にもモバイル版のサービスを提供する予定。モバイル版では各種動画共有サービスにアップロードされている動画をモバイル端末上で閲覧できる機能も実装される予定だ。

TAGGY リニューアル後のイメージ。サイト上部におすすめが表示される