フェンリルは11月13日、同社が企画・開発・提供するウェブブラウザ「Sleipnir」の最新版「Sleipnir 2.6」を公開した。
今回のバージョンアップでは、ブログの日記や掲示板の文章などを簡単に保存・復元できるフォーム復元機能「RememberMe」が搭載された。書きかけの文章を保存することができ、ウェブサイトのエラーやタイムアウトなどで大切な文章が消えてしまっても簡単に復元することができる。入力内容を自動的に保存するように設定することも可能。
また、インターフェースの見直しを行い、全画面表示機能のツールバー非表示に対応したほか、エラー内容などを表示するアウトプットDockのウィンドウサイズを可変にし、右クリックで簡単にクリアできるようした。さらに、サムネイルタブ機能をキーボードだけで簡単に操作できるようにするなど、操作性の向上を図った。
このほか、Sleipnir 2.5.17 Release2およびそれ以前に存在するお気に入り検索機能で任意のスクリプトが実行される脆弱性や、その他の不具合を修正。デフォルトスキンをリニューアルし、アイコンのコントラストを調整して統一感を出したとしている。
また、今回のバージョンアップに合わせ、新作プラグイン「Glanchip」を公開した。
Glanchipは、Sleipnirのタブにサムネイル機能を追加するプラグイン。縮小された画像がタブに表示されるので、ページ全体のイメージを一目で確認できる。ページ内に表示されるムービーを再生することも可能となっている。
フィードパスは11月13日、ウイングアーク テクノロジーズとSaaS(Software as a Service)事業による業務提携を行うことに合意したと発表した。
今回の業務提携により、フィードパスがSaaSで提供しているウェブ型グループウェア「サイボウズ Office 6 for ASP」と、ウイングアーク テクノロジーズの提供するSaaSによる帳票サービス「帳票SaaS」が連携し、「サイボウズ Office 6 for ASP」上での、新しい帳票機能として、2008年1月よりサービス提供を開始する。
サイボウズ Office for ASPは、サイボウズが提供しているグループウェア「サイボウズ Office」を、フィードパスがSaaSで提供しているサービス。フィードパスは、このサービスを「スケジューラー」や「掲示板」機能、「ワークフロー」、「ケータイオプション」を含む基本セットとして提供している。
一方の帳票SaaSは、ウイングアーク テクノロジーズが提供する、SaaSによる帳票サービス。SaaS型の業務サービスやシステムとシームレスに連携することを特長としている。
フィードパスによると、これまでサイボウズOffice 6 for ASPの利用者は、業務に合った帳票を作成することが困難であった。帳票SaaSとの連携により、「スケジュール」や「ワークフロー」など最適化した帳票をダイレクトに作成し、印刷、出力が可能になる。
また、帳票フォームの変更、および新規開発は、ウイングアーク テクノロジーズが運営する帳票開発支援総合サービスサイト「帳票匠屋」の帳票開発支援サービスにて請け負い、複雑化するビジネスニーズに柔軟に対応するとしている。
ACCESSは11月13日、フランスのデータ放送関連技術開発会社であるEXPWAYと、仏時間11月12日にライセンス契約を締結し、携帯電話向けデータ放送対応ブラウザ「NetFront Browser DTV Profile DVB-H Edition」を開発したと発表した。今後、欧州を中心とした、DVB-H規格を標準とする海外市場に向けて販売する。
DVB-H規格は、欧州をはじめ米国やアジアの一部の地域などで標準化が進んでおり、2006年6月にイタリアで商用放送が開始されている。
NetFront Browser DTV Profile DVB-H Editionは、DVB-H規格であるDVB-IPDC、およびOMA-BCASTに準拠しており、データ放送の受信だけでなく、ネットワーク経由のビデオ・オン・デマンドサービスへの対応も可能となっている。
このたび、番組表などの情報を表示する電子サービスガイド(ESG)機能として、DVB-H規格製品の実績があるEXPWAYの「FastESGTM」を統合した。これにより、投票やクイズなどの双方向型サービスや、ビデオデータなどのダウンロード機能を提供することも可能となり、通信事業者独自の付加サービスの実現を支援するとともに、海外でのデータ放送対応端末の迅速な市場投入に貢献できるとしている。
なお、ACCESSは、2006年4月に開始され、普及が進む日本のワンセグ(ISDB-T規格)サービスに、データ放送向けブラウザ「NetFront Browser DTV Profile Wireless Edition」を提供している。国内で培った実績により、放送と通信を連携させた新しいサービスの開拓を推進していくとしている。
アクロディアは11月13日、アクロディアの展開するUIソリューションと、ヤッパの提案する空間UIデザインとのノウハウを用い、UIエンジン拡張技術の開発とUIコンテンツのデザイン制作に関して、ヤッパと業務提携することに合意したと発表した。
今回の業務提携は、多種多様な端末機能やサービスコンテンツをユーザーが利用するにあたって、簡単に機能操作やサービスにアクセスできるユーザーインタフェースを実現することが目的。2社は、情報の空間的配置や、直感的でシームレスな操作を可能とするUIエンジンの開発と、UIコンテンツやデザインサービスの提供を行っていく。
具体的には、アクロディアが開発した携帯電話向けユーザーインタフェース・プラットフォーム「VIVID UI」の次世代技術を基に、ヤッパが3次元技術による立体空間表現エンジンの組み込みを行う。これにより、UIの動的な視覚効果や情報や機能への直感的なアクセス手段、タッチパッドなどの入力デバイスと連携したインタラクションを大幅に向上するUI環境の提供が可能になるとしている。
また、この新しいUIエンジンに最適なUIコンテンツも同時に提供する。さらにはユニークなUIデザインとコンテンツ製作のサービス提供も行う予定。
島田昇(編集部)
ジャスダック証券取引所が11月13日に開設した新興市場「NEO」に同日第1号銘柄として上場したユビキタス(証券コードは3858)は、取引開始直後から買い注文が膨らみ、初値形成が11月14日に持ち越された。初日は公開価格10万円に対し、3倍の気配値で推移していた。
ジャスダック上場銘柄の上場初日の気配値は公開価格の3倍が上限。初値形成は翌日以降に持ち越された。話題性があることや任天堂関連銘柄として人気を集めたようだ。
複数の株式市場関係者はユビキタスのNEO上場が決まってから「全売上高に占める任天堂向けの比率が87.7%と非常に高い水準であることが気にかかるが、当初は国内で最も好調な銘柄となる任天堂関連銘柄ということでかなりの人気を集めるだろう」と指摘していた。
同社はネットワーク分野に特化したソフトウェア製品の開発および販売を手がける。2007年3月期の決算(非連結)は、売上高6億8026万円(前期比50%増)、経常利益4億1506万円(同42%増)、純利益2億4419万円(同37%増)だった。