UIEジャパンは10月29日、豊通エレクトロニクスの開発するポータブルナビゲーションデバイス(PND)上で、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)ソリューションのサンプル開発協力を行ったと発表した。
UIEジャパンによると、簡易タイプのPNDは欧州を中心に需要が高まっており、これまでカーナビの普及がいまひとつであった米国などで急速に普及することが予測されているという。
そのような背景から、豊通エレクトロニクスが提供するPND上に、UIEが持つ、リッチで軽量なGUIを実現する「UIEngine」を実装。顧客毎のニーズに合わせたPNDを短期間で実現可能にすることを目指し、GUIサンプルの開発を行ったとしている。
UIEngineとはユーザーインターフェイスの表示に特化したソフトウェア。非同期通信、クライアント側でのデータ・バインディング、スクリプト機能という3つのキーとなる機能を持ち、プログラムサイズが小さい点が特徴だ。
一度開発したアプリケーションはUIEngineが移植されたさまざまなデバイスで動作させられるため、デバイスのアップグレードによるCPUやOS等の変更、複数の異なるデバイスでの動作にも対応できるとしている。
KDDI、グリー、中部日本放送の3社は、中部日本放送が提供するドラマ番組「熱血ニセ家族」において、放送と通信を連携させたサービスを10月29日より開始する。
KDDIは、テレビ番組とモバイルサービスを連携させるための携帯電話向けポータルサイト「au oneテレビ」や、「EZチャンネルプラス/EZチャンネル」「au one GREE」といったプラットフォームを用いて、携帯電話上でテレビ連携企画を実施する。
中部日本放送は、番組公式サイトとは別に、ドラマ内にも登場する、放送と連動したモバイルサイトを開設。au one GREEを用いて、ドラマ出演者が配役で日記を綴るといったネット連動ドラマを展開する。
さらにグリーは、PCとモバイル対応のSNS「GREE」、およびau one GREEのサイト内で、視聴者が参加できる公式ファンサイト(コミュニティ)や、公式プロフィールを提供する。
3社はテレビ番組で放送されるドラマを主軸に、放送時間外でも視聴者が携帯電話やPCから番組関連サイトにアクセスすることで新たな楽しみ方や満足感を得られるように、さまざまな放送通信連携型サービスへの取り組みを実施していくとしている。
文:Rafe Needleman(Webware.com)
翻訳校正:菊地千枝子
Ancestry.comのPRチームから先日、口内粘膜採取用の綿棒が入った封筒が数通送られてきた。これは同社の新サービス「DNA Ancestry」の一環である。同サービスは、遺伝子マーカーを利用して、全人類の系譜のなかに顧客を位置づけようというものだ。
私は自分のDNA鑑定が政府の保管室に届き、いまだ至っていない私の犯行の密告に利用されることを想像したため、口内の上皮を送るのは急がないことにした。そのかわりに、AncestryのDNA製品バイスプレジデントを務めるBrett Folkman氏に電話をかけ、このサービスについてもっと学ぶことにした。
Folkman氏は、Ancestryが顧客のサンプルについて行うテストでは「遺伝子マーカー」を示すだけだと請け合った。個人を特定するために利用することはできず、病状もテストしていないという。しかし研究所では、 顧客がそれを保管しないようにと明らかに要請しない限りは、 採取したサンプルを保管することは確かである。
顧客は購入したテストに応じて、どの父系または母系の祖先系統に属するかを示される。しかし特定の個人との厳密な関係は得られない。存在を知らなかった従姉妹を発見することもあり得る。もちろんこれは、彼らあるいはその家族の誰かが DNAテストを受けたとことを前提とするが。Ancestryが家族の遺伝的適合を発見し、適合した人物が連絡をオープンにしている場合、Ancestryはデートテサービスのごとく、電子メールのやり取りを代行し、身元を明らかにする必要なく、最初のコミュニケーションが実現される。
DNAテストはまた、「否定」を証明するために利用することも可能だ:例えば、息子と父親に血縁関係がないことを示すことができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
ニワンゴは10月30日、動画投稿サイトにおける楽曲の利用について、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と協議を開始すると発表した。
対象となるのは、自社が運営する「ニコニコ動画(RC2)」と、ニコニコ動画に対して閲覧用動画を供給している動画投稿サービス「SMILEVIDEO」における、JASRAC管理の楽曲。ニワンゴはJASRACの示す許諾条件に同意し、2007年内の暫定許諾に向けて協議する。
ニコニコ動画ならびにSMILEVIDEOでは、これまでも投稿される動画に対して権利を保護するため、権利保護システムを開発し監視体制を強化してきた。また、利用者への啓蒙活動を行うため、権利者やコンテンツホルダーなどと協議を進めてきた。今回、JASRACと協議を重ねた結果、権利保護および権利侵害防止に係るニワンゴの姿勢と具体的な施策などが評価されたとしている。
なお、エイベックス・グループをはじめとする権利者やコンテンツホルダーから、正式に許諾を受けた動画に関しては、近日中にニコニコ動画内で試験配信を開始する予定だ。
永井美智子(編集部)
携帯電話事業への参入を目指していたアイピーモバイルが10月30日、破産の申し立てを東京地方裁判所に対して行った。また、割り当てられていた2.0GHz帯の周波数は総務省に返上した。
アイピーモバイルは30日10時に総務省に免許を返上。その後11時に破産を申し立てた。負債総額は8億5000万〜9億円で、うち7億円が総務省に支払う電波料という。
同社は2006年11月に免許を取得。TD-CDMAという新しい方式を使ったモバイルインターネットサービスを展開する計画だった。しかし資金面などで行き詰まり、期限である11月9日までにサービスを開始することができなくなったことから、破産申請した。
一部報道では香港企業の支援を受けるとされていたが、期限の延長などが認められなかっため断念した。
31日午後5時に東京地裁から破産管財人が選定され、整理が進められる。