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 ソネットエンタテインメントは7月10日、動画および無線事業を行う子会社を7月3日付で2社設立したと発表した。関連会社となるソネットキャピタルパートナーズの投資事業の一環。ソニーの研究所の技術を使い、将来性を見込めると判断した事業を会社化した。

写真1枚が3次元動画になる「モーションポートレート」

 7月3日付で設立したのは「モーションポートレート」と「クウジット」。モーションポートレートの中核となるのは、1枚の顔写真から目や輪郭などの情報を認識し、3次元の動画像を自動生成する技術。マウスや音声などの簡単な操作にリアルタイムに反応して、インタラクティブに動画像を作成できる。携帯電話でも動作する。

 ゲーム会社や携帯電話の壁紙、似顔絵アバター付のメール、「着かお」など、エンタテインメント関連での利用方法を提案していくという。

070710_motion.jpg1枚の画像から、3次元でさまざまな表情の動画像を生成できる。マウスの動きにもインタラクティブに対応する。

無線LAN電波で現在位置認識

 もう一つの関連子会社クウジットは、ワイヤレスLANの電波情報を利用して現在位置を推定する技術「PlaceEngine」を核とする。現在位置の推定にワイヤレスLANの電波情報を利用するため、位置認識のスキャンは短時間で行うことができ、GPSを利用するよりも位置認識が速いという。また、ビルの何階にいるかも推定できるとしている。

 PlaceEngineのサイトでは、利用者のPCにインストールされた専用のソフトウェアを通じて各アクセスポイントの緯度経度や住所などの位置情報を登録する。現在は首都圏や国内主要都市のデータが蓄積されており、登録の拡大に伴って位置測定可能なエリアが拡大していく仕組み。

 7月10日には、この技術がNTTレゾナントが運営する「gooラボ」のエリア情報検索の実証実験に採用された。Wi-Fiの電波を受信したパソコンについて、現在位置を地図上に表示させる。この実験により、利用者のニーズや求められる機能について実験し、地図サービスの新たな利用形態を探っていくという。

 ウノウが提供するネットサービスに脆弱性が発見された。問題となったのは、商品の関連性を可視化するサービス「TilePlex」だ。同サイトは7月4日にベータ版を公開したが、それ以前の6月8日19時6分から7月9日22時51分までの約1カ月間に渡って、登録ユーザーのメールアドレスなどが外部から取得できる状態にあったという。

 7月9日に外部からの指摘で発覚し、現在、TilePlexはサービスを停止している。

 ユーザーにはウノウの代表取締役社長 山田進太郎氏から経緯説明のメールが送られている。それによると、TilePlexではウェブAPIを公開しているが、誤ってユーザー情報のAPIも自動で公開されており、特定URLで誰でも閲覧できるようになっていたという。

 ユーザー情報への外部からのアクセスは合計で5件。全ユーザー116人のうち、アクセスのあったユーザーは2人だった。外部から取得可能となっていたデータは、登録日時、セッションID、メールアドレス、ユーザー名、暗号化されたパスワード、更新日時だ。

 ウノウはTilePlexの安全性が完全に確認できるまでサービスを停止する。山田氏は「以後はこのようなことがないように、十分注意するとともに公開するサービスについては必ずセキュリティ・テストの実施を義務づけるなど社内体制の強化をしていく」とコメントしている。

 オウケイウェイヴは7月10日、インターネット上の動画CGM事業に参入し、ユーザーのニーズに基づいたリクエスト型の動画共有サイト「OKVideo」を開始したと発表した。

 OKVideoは、オウケイウェイヴが運営するQ&Aサイト「OKWave」と同様に、CGMを高品質に管理する同社独自のCVM(Contents Value Management)に基づいた動画共有サイト。「ユーザーが求めるテーマ」に基づいた動画を「投稿」「視聴」「配信」できる点を特長としている。

 ユーザー自身が見たい動画コンテンツのテーマ(題目)をリクエストし、ユーザー同士で投票を行って選ばれたテーマに合致した動画のみが投稿できる仕組みとなっている。これにより、多くのユーザーが関心を持っているもの、共有したいテーマの動画のみが速やかに集まり、また有害な内容や権利侵害の恐れのある動画の投稿を抑えて、サイトの質を健全に保ち、誰でも安心して利用できる動画共有サイトを実現するとしている。

 利用ユーザーはサイト上での視聴に加え、気に入った動画をピックアップし、自分のウェブサイトやブログなどへ複数の動画を配信できる「Videoストッカー」を利用できる。ユーザーは自分のサイトにVideoストッカーによる動画配信を行うことで「ポイント」を獲得でき、またVideoストッカーを通じて、他のユーザーが動画を視聴した場合もポイントが得られる。

 ユーザーはポイントを獲得していくことで、ポイント数に応じて抽選で賞品などと交換することができる。Videoストッカーによる複数動画の手軽な配信システムは世界初の試みであり、同社では手軽に動画を共有させる手段として広く活用していく計画だ。

 ニフティは7月10日、動画にコメント投稿できる「ニフニフ動画」ベータ版に、4つの新機能を追加し、操作画面を一新した。

 今回の機能追加により、投稿したコメントの表示文字サイズおよびティッカーで表示する速さをスライダーで調節できるようになった。また、投稿コメントの表示効果として、「上から下に」「拡大」「プルプル」などが追加された。

 このほか、ブログパーツのサイズのコンパクト化や、コメント入力ボックスをタブ形式とし、閉じる機能を追加した。

 なお、ニフニフ動画では、今回の機能追加にあわせ、動画投稿コンテスト「教えて?nifoo」を12日から開催する。

 同コンテストは、ユーザーが他のユーザーに聞きたい疑問などを動画にして投稿し、動画の視聴者が、投稿された「教えて」の内容についてコメントをつけて盛り上げ、どの動画投稿が一番盛り上がったかを競うというもの。

 動画を新規作成する際に、「教えて」というタグを記入して投稿することで、コンテストに参加できる。

 ニワンゴは7月10日、動画に対してリアルタイムに複数のユーザーがコメントをつけられるサービス「ニコニコ動画(RC)」について、au携帯電話からもアクセスできるようにすると発表した。公開実験を同日より行うという。

 すでにNTTドコモ端末向けにベータテストを実施している。今回、新たにau端末向けのプロトタイプアプリケーションを開発し、「ニコニコ動画モバイルau(実験)」という名称で実験的にユーザー登録を開始する。登録サイトは開発者ブログより告知予定とのことだ。

 auの携帯電話端末上で「ニコニコ動画(RC)」と同じように動画にコメントをつけたり、コメント付きの動画を視聴したりできるというもの。フォントサイズやフォントカラー、コメント位置も指定可能だ。

 EZアプリでは通信量が1日3Mバイトに制限されているが、FlashLite2.0を採用することでこの問題を回避した。ただし、「手回しラジオ感覚でボタンを連打することで、無制限にストリーミング再生を楽しむことができます」(ニワンゴ)としており、若干使い勝手の点で課題は残っているようだ。

 実験参加人数に制限は設けない予定だが、システム負荷などの状況から受け付けを締め切る場合もあるという。

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