ngi groupの子会社である3Diとngi mediaは7月6日、仮想世界(メタバース)や三次元仮想空間(3Di)に関する専門ポータルサイト「THE SECOND TIMES」を7月17日に共同開設すると発表した。
THE SECOND TIMESは、仮想世界の関連ビジネスを模索している企業に対して、有益な情報を発信するための専門ポータルサイト。米Linden Labの運営する「Second Life」をはじめとする仮想世界のニュースやコラムを提供し、一括閲覧や検索を行うことが可能となる。
なお、両社ではサイト開設に先行してティザーサイトを公開した。将来的にはセカンドライフ上に「THE SECOND TIMES島」を設置し、情報収集の拠点として運用する予定だ。
サイバー・バズは7月6日、自分のブログの“ブログ・インフルエンス力(影響力)”を計測・分析できるサービス「BlogScouter」の提供を同日から無料で開始したと発表した。
BlogScouterは、自身のブログの影響力を知りたいというブロガーからの要望から開発されたもの。インフルエンス力の指標となる値は、同社独自のロジックから算出される。ブログ閲覧件数や、訪問者数、他サイトからのリンク数、更新頻度などに加え、数値化することが難しい記事内容や画像の質など定性的な部分も含めた15項目から算出され、1〜100の100段階で表示する。
インフルエンス力を表示するには、BlogScouter専用サイトに登録したブロガーに対し個別にタグを発行、そのタグを会員が自身のブログに貼り付けることで行える。値は日替わりで表示されるため、会員は毎日リアルタイムで自身のブログの影響力を知ることが可能となる。また会員は、マイページにてBlogScouter値の内訳を確認することも可能。BlogScouterのデザインは9色を用意しており、ブロガーの好み・ブログスキンに合わせて選択できる。
サイバー・バズは今回のサービスで、毎日手軽に自身および他者のブログの影響力を知る機会や、毎日のブログ更新のモチベーションアップの機会を個人ブロガーに提供し、個人ブロガーの記事更新支援・有力ブロガーの誕生などを促すことで、ブログ業界全体の活性化を目指す。12月末までに、7万人のブログスカウター登録者数を目指すとしている。
勝屋久(Venture BEAT Project)、文:島田昇(編集部)
「ネット時代到来」の意味が込められた老舗ネット企業のネットエイジグループは2007年7月、「ベンチャー」と「イノベーション」を軸とした次世代型グローバル企業を標榜する「ngi group」として再出発する。
ネットが特別な存在だった時代は終わりつつあり、今後の企業成長を目指すには、ネットに限らない幅広い視野を持ったグローバル展開が必要と判断したためだ。
Venture BEAT Project発起人のひとりで、ngi group取締役代表執行役社長CEOの小池聡氏は、BEATが歩む次のステップにおいても、「我々が目指すべきは世界各国と本当の意味で深くつながっていけるBEAT Japan」と提唱する。
わたしが勝屋さんからVenture BEAT Projectのお話を聞いたとき、いくつかお願いしたことがあります。それは、
・きちんとしたビジョンとインテグリティーを持った人でなければBEAT MASTERにしないこと
・ビジョンを共有できるのであれば経営者以外の役職でも入れるようにすること
・ナレッジや情報をシェアすることでお互いを高め合い、ベンチャー業界の発展に寄与することの重要性を理解し実践できる人の集まりにすること
──の3点です。
小池聡(こいけ・さとし)氏:電通とGEの合弁会社の駐在員として90年代初めより米国で各種IT、マルチメディア、インターネット・プロジェクトに従事。シリコンアレー、シリコンバレーを中心にネットビジネスの投資・インキュベーションおよびコンサルティング事業を展開。iSi電通アメリカ副社長、iSi電通ホールディングスCFO兼ネットイヤーグループCEOなどを歴任。1998年にネットイヤーグループをMBOし独立。1999年に日本法人ネットイヤーグループを設立。日米IT・投資業界での20年以上の経験を生かしベンチャーの育成に注力。
日本でもさまざまなベンチャーの団体がありますが、その中で最も重要なことは、真面目な思いを抱いて事業に取り組んでいる経営者、あるいは経営にたずさわる人同士が、共通認識を持った上できちんとつながっているかどうかだと思っています。
ですから、単に金持ち社長たちの仲良しクラブであったり、共有すべきビジョンを持っているのに社長ではないから参加できないような集まりであれば、Venture BEAT Projectをやる意味がないと思ったんです。
それに、これまで日本にいて常々感じていたことは、「日本人は自分だけが持っている情報やノウハウを、自分だけで囲い込むことによって、ほかの人との差別化を図ろうとする」ということでした。ところが90年代に米国に行って、米国人は日本人と全く異なる価値観を持っていることに驚いたんです。
米国にはベンチャーが集まるような団体はたくさんあるんですが、そこには競合になるような事業者がたくさん集まっていて、「こんなことを言ってもいいのか?」と思うくらい、みんながみんなで惜しみもなく情報を出す。彼らの考え方は、「情報を囲い込むことによって優位に立とう」というよりは、ある意味で「お互い情報を出し合って全体を底上げしよう」という思いが強いんです。みんなで情報を共有し、最終的にみんなでwin-winになろうと。
それを体感したわたしは、「情報を囲い込むことは価値を生まない。どんどん出していこう」と考えるに至ったんです。しかも、今の情報の流れは非常に速いので、囲い込んでいたつもりの情報もすぐに陳腐化してしまう。逆に、その情報が高い価値を持っているうちに出した方が喜ばれ、さらにこちらもそれと同等、あるいはそれ以上にいい情報をもらえるということにもつながります。
ですから、そういうコミュニティーを日本で作るということは、とても大事なことだと思います。それができるのであれば、喜んでVenture BEAT Projectに参加し、支援したいと思ったわけです。
現在、Venture BEAT Projectには政府官僚の方々も参加していますが、彼らはそれぞれの肩書きで参加しているのではなく、それぞれが自らの意志を持った個人として集まってきている。そういう意味では、「個」の集まりであるというところが素晴らしく、そのポリシーはどんなことがあっても変えないでいてもらいたいですね。
もっと言うと、Venture BEAT Projectの参加者は、彼ら個人が会社での立場が変わったり、あるいは会社を辞めるというようなことになったとしても、変わらずにつながっていけるような活動をしてもらいたいのです。
ですからたとえば、どんな大企業が「スポンサーになるからわが社のためにこういうことをしてもらいたい」と提案してきても、決して相手にしてもらいたくないと思っています。
瀬井裕子(編集部)
アイスタイル・マーケティングソリューションズ(iMS)とC2cubeは7月6日、ネット上の口コミ分析サービスにおいて協業すると発表した。アイスタイルが運営するサイトの化粧品に関する口コミ情報を活用し、化粧品メーカーに対してマーケティングデータを提供する狙い。
iMSの親会社のアイスタイルが運営するコスメ情報専門サイト「@cosme」は、国内外1万1000ブランド、商品数10万500点のデータベースを持つ国内最大規模の化粧品情報専門サイト。月間で1億1500万以上ページビュー強で、300万件以上の化粧品に関する口コミ情報を保有している。
今回の協業により、iMSはC2cubeが開発した口コミ情報解析のサーバ製品「C2cube Appliance」を採用。@cosmeでの自由記述形式の口コミ情報に対して分析を行う。これにより、化粧品メーカーに対し、利用者の声を反映した商品企画に役立つ情報を提供できるようになる。
両社では今後、@cosmeに蓄積されている口コミデータを閲覧・集計してマーケティングデータとして活用するためのASPの開発も行っていく。
鳴海淳義(編集部)
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は7月6日、総額1億円の第三者割当増資を、日興アントファクトリーに対して行ったことを発表した。
2007年2月設立のAMNは、国内有力ブログへの広告配信ビジネスを展開している。7月現在、AMNのネットワークには23のブログが参加中だ。
増資によって得た資金は、ブログネットワークの拡大、およびブログメディアに最適化された広告システムの研究開発に充てる計画だという。
またAMNは、経営体制の強化を図るため、取締役に徳力基彦氏、立花秀史氏、社外取締役に高階匡史氏を新たに迎えたことを発表した。