エビリーは6月25日、同社が運営する動画編集サイトの機能を強化した。書式や色などの編集機能を強化することで「ニコニコ動画」など競合サービスに対抗。利用者数の増加を狙う。
動画編集サイト「KaKiKoTV(カキコTV)」は、利用者が「You Tube」などの動画共有サイトに投稿されている動画に対してコメントなどを書き込んで編集できるサービス。動画の時間と位置を指定し、吹き出しつきのコメントや画像、アニメーションの書き込みやリンク設定などができる。
今回の機能強化では、文字の大きさや書式の設定を多様化させたほか、コメントや文字、背景にも色を指定できるようにした。
KaKiKoTVは2007年3月に公開。先行する「ニコニコ動画」などに比べて編集機能が多く、利用者同士でコンテンツをより作り込んでいく使われ方が多いという。
現在のサイトはデモ用とし、今後はこのシステムをASPで提供したり、各種メーカー向けに商品PRの利用として提供するなどを検討しているという。
KaKiKoTV編集画面
動画内に吹き出し付のコメントなどを書き込める。クールメディアは6月25日、投資家向け金融情報サイトの本格運用を開始した。上場企業の株価や関連情報を提供する一方で、個別企業ごとのPR支援サイトを有料で販売するのが特徴。PR支援サイトの販売を軸とした収益モデルにより、3年後に年間売り上げ15億円を目指す。
本格運用を開始したのは「cool finance(クールファイナンス)」。「上場企業の効果的なPR先は投資家」との考えに立ち、閲覧無料の金融情報サイトとPR支援サイトの有料販売を併せて展開する。
金融情報サイトでは国内における全銘柄の株価関連情報を軸に、ファイナンス関連メディア数社のニュースを掲載。アドレスバーへの証券コード入力や、頻繁に検索される投資関連キーワードから好みの個別銘柄を探せる機能などを加えた。
有料のPR支援サイトでは、株価関連情報のほかIRや求人情報を比較的自由に掲載できる「第2の企業ホームページ」(クールメディア代表取締役の川口禎光氏)として提案。セプテーニグループで金融特化型のネット広告代理店となるキャナウと組み、1サイト年間100万円で売り出す。
cool financeは試験運用を3カ月経た現在、月間100万ページビューの規模。川口氏は「まだPR支援サイトの契約社数は片手で数えられる程度だが、年内に月間3000万ページビューを目指し、初年度3億円の売り上げを目指す」としている。
想定している収益モデルによると、PR支援サイトの販売が6割、残りをネット広告やオプションとなるPR支援サイトへの動画掲載サービスが占めると見ている。
クールメディアは2006年10月設立。資本金は4350万円で、川口氏が全額出資するオーナー企業。今後は業務拡大に併せ、第三者割当増資を実施する方針だ。
瀬井裕子(編集部)
ネットインデックスは6月22日、公開価格48万円を93万円上回る(約2.9倍)141万円の初値をつけた。同社は6月22日にジャスダック証券取引所に新規上場したが、初日は好人気から初値がつかずに買い気配で終えていた。証券コードは6634。
初値を付けた後は軟化して、前場引け間際にはこの日の安値となる124万円まで下落した。後場に入ると売り買いが交錯したものの、大引けにかけて大きく戻し、結局公開価格を98万円上回る(3倍)146万円と、高値引けとなった。時価総額は128億7100万円。