Emi KAMINO
オールアバウトはこのほど、「All About チビタス」内にコミュニティ機能を導入、「チビタスコミュニティ」を開設した。
All About チビタスは、子供がいるからこそ、自分たちらしく暮らしたいと考える夫婦を対象に、出産・子育てのための情報を提供している。
同社では、特定の分野や領域によっては実体験を有したユーザーの体験情報や知見を取り込むことがさらなるユーザー満足の向上をもたらすと判断。今回、サイト内にコミュニティ機能を採用した。
コミュニティでは、ガイドが“トピックオーナー”となり、育児にまつわるさまざまなお題をトピックとして提案。また、コミュニティに参加して、担当テーマのプロとして見解を書き込むことにより、コミュニティを活性化させ、場を盛り上げていく。
一方、ユーザーは、書き込まれた内容を閲覧するだけでなく、ガイドが提示したトピックに対して自分の体験や意見を投稿でき、自らトピックを立てることも可能だ。
コミュニティ開設時には、「子育て事情」ガイドの河崎環氏と「子供のアレルギー」ガイドの松下和代氏がトピックを設定。それぞれ「お受験考えていますか?」、「離乳食はいつから始めましたか?」のトピックオーナーを務めている。
富士山マガジンサービスは2月23日、“ 富士山(223)の日”を記念して、「デジタル雑誌ストア」をオープンし、デジタル雑誌全28誌の正式販売を開始した。
富士山マガジンサービス運営の「Fujisan.co.jp」が提供するデジタル雑誌「Fujisan Digital」は、表紙から最後のページまで、雑誌を丸ごとデジタル化して、紙媒体とまったく同様の内容で販売。23日から、Fujisan.co.jpで取り扱う「ニューズウィーク日本版」などの一般誌や「R25」などのフリーペーパーを含む全28誌が、その発行日に合わせ、デジタル版でも購読可能となる。
定期購読者には、今後、発売日に自分のPCに最新号が到着することになり、読者は、雑誌を買い忘れなく入手し、バックナンバーなどを物理的なスペースを取ることなく保存・管理できるようになるとしている。
従来の電子雑誌とは異なり、「雑誌丸ごと中身検索」機能により、雑誌の表紙から裏表紙まで、広告ページをも含む全ページを対象に、キーワードによる検索が可能。
また、いままでの電子雑誌は文字が小さく、その都度読みたい部分をクリックで拡大して読む必要があったが、「ラク読み機能」搭載により、順次スペースキーを押すだけで、自動的に次の流れで読む部分が拡大され、スムーズに文章を読むことが可能になっているという。
さらに、紙媒体と同じ感覚でページをめくれる機能、目次から対象記事ページへのジャンプ機能、記事単位での付箋・メモ・ハイライト機能など、デジタル雑誌ならではの機能を利用できる。
デジタル雑誌の中には、動画や音声を組み込んだマルチメディア機能を利用した雑誌もあり、ニューズウィーク日本版の映画評のページでは、その映画の予告編を観ることができる。また、毎日新聞社やアルク、ひらがなタイムズなどが発行する各語学関連雑誌には、毎号ネイティブスピーカーの音声が組み込まれている。
Anyは2月22日、同社が運営するSNS「Any」において、ユーザー参加型の音楽配信サービス「Anylive」の提供を21日から開始したと発表した。
Anyは、登録会員の紹介なしに会員登録ができるオープン型SNS。サイト内のコンテンツも誰でも閲覧できる。
今回提供を開始したAnyliveは、本人が著作権を保有するMP3形式の楽曲ファイルを登録することができる音楽配信サービス。音楽の権利管理および楽曲プロモーションを手がけるトーリューモンとの提携により、サービス開始時から約1万曲を視聴することが可能となっている。
2007年中に10万曲まで登録楽曲を拡大する予定という。登録・配信楽曲のジャンルは、国内外のポップスやロック、クラブミュージック、ダンスミュージック、ジャズ、クラシックなど。楽曲の登録、試聴ともに無料で利用できる。
Anyliveの開始により、ブログや静止画、動画など、Anyの従来の機能に加え、音楽の登録・視聴サービスの機能が利用できるようになったことで、音楽を軸にしたユーザー同士のコミュニケーションが活性化すると同時に、Anyユーザーの自己表現手段が拡大するとしている。
モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手がけるアップデイト(田川悟郎社長)は、社内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)において、「モバイルコマースに関する利用動向調査」を実施した。調査期間は1月26日から29日の4日間。4391人から有効回答を得た。
調査はは、stratation社が運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、アクアカンパニー社が運営する「ファンつく」「幻創文庫」ほか、計8社モバイル9サイトの協力で行なっている。
これによると、年々伸び続けるモバイルコマース利用率は経験あり53.9%と半数をこえた。社会人・主婦では約7割が利用。高校生でも3人に1人が利用経験ありと答えている。人気ジャンルは「衣料・アクセサリー・ファッション」。平均利用金額は3000円から5000円が最多で、最高利用額1万円以上は 4割以上だった。決済方法は「代引き」利用が約5割。
利用したショッピングサイトをどのように見つけたかの質問(単数回答、N=2367)には、
モバイルサイト上で見付けて 23.4%
メールに案内されて 21.8%
検索エンジンで検索した 17.0%
モバイルショッピングポータルサイトから 8.2%
雑誌、新聞から 8.1%
キャリア公式メニューから 6.3%
リアルでの口コミから 2.8%
掲示板などの口コミから 2.5%
店頭で見付けて 0.7%
テレビから 0.7%
その他 8.5%
となっている。「キャリア公式メニューから」は6.3%と少ない。また、「モバイルショッピングポータルサイトから」という回答も、全体の約8%程度にとどまった。「リアルでの口コミから」は2.8%、「店頭で見付けて」0.7%、「雑誌、新聞から」も8.1%と、リアルな場面からのサイト接触率は現在のところ低い。
「もっと○○なら、モバイルコマースを利用します」の○○は? という質問には(複数回答、N=2367、モバイルコマース利用経験者)、
特典がある 58.9%
個人情報管理がしっかりされている 43.9%
価格比較が出来る 39.9%
商品発送日が明確 32.9%
商品点数が多い 32.3%
限定商品がある 28.2%
表示速度が速い 21.0%
有名なサイト(運営会社)である 17.4%
代引き決済がある 17.1%
有名な商品 14.4%
クレジット決済がある 9.3%
電子マネー決済がある 3.4%
利用する気はない 1.6%
「もっと○○なら、モバイルコマースを利用します」の○○は? という質問には(複数回答、N=2367、モバイルコマース利用未経験者)、
個人情報管理がしっかりされている 46.2%
特典がある 32.7%
価格比較が出来る 32.0%
商品点数が多い 23.1%
商品発送日が明確 22.4%
表示速度が速い 21.0%
有名なサイト(運営会社)である 20.7%
限定商品がある 19.5%
代引き決済がある 17.8%
有名な商品 15.5%
クレジット決済がある 5.4%
電子マネー決済がある 4.8%
利用する気はない 30.1%
となる。モバイルコマース経験者、未経験者との共通項としては、「特典がある」「個人情報管理がしっかりされている」「価格比較ができる」の3点。モバイルコマース利用経験者と未経験者で今後「利用する気はない」というユーザーは回答者全体からみると約14%。残りの86%は何かしらのメリットがあれば、今後モバイルコマースを利用する可能性があると報告では述べている。
永井美智子(編集部)
影響力のある有力ブログに限定して広告を配信するベンチャー企業「アジャイルメディア・ネットワーク」が2月13日設立され、営業を開始した。広告収入をブロガーと折半することでブログの運営支援をするとともに、広告を配信するブログを厳選することで、広告主に媒体としての質の保証を図る点が特徴だ。
ブログは個人の情報発信ツールとして普及しているが、その運営費用をブログで賄えている人はほとんどいないのが現状。アジャイルメディア・ネットワークスは広告収入の半分をブロガーに提供することで、ブロガーが安定した収入源を持てるようにする。
IT関連のビジネスブログを対象としており、「[N]ネタフル」や「isologue」「Life is beautiful」など2月22日時点で12のブログが参加している。この12ブログのアクセス数の合計は月間300万ページビューという。ページビューが多く、質の高いブログに対して参加を呼びかけ、年内に50ブログ、将来的には100ブログにまで増やす計画だ。なお、参加するにはアジャイルメディア・ネットワークスのブログネットワークに参加するブロガーらによる委員会の審査を通る必要がある。
また、参加ブログはグーグルのアクセス解析サービスであるGoogle Analyticsを利用してアクセス数を計測する必要がある。アジャイルメディア・ネットワークスは自社開発の広告配信システムで計測したデータを元に、ブロガーと広告収入を分け合う。
掲載する広告はバナー広告と、企業ブログの新着エントリを紹介する「ブログ・オン・ブログ広告」(BoB広告)の2つ。BoB広告は、開設したブログのアクセス増に悩んでいる企業に向けたものだ。バナー広告は現在マイクロソフトが出稿している。
ブログへの広告配信としては、グーグルの「AdSense」のようなコンテンツ連動型広告や、エニグモの「プレスブログ」のように料金を支払ってブロガーに広告記事を書いてもらう手法などがある。アジャイルメディア・ネットワークスの場合、IT関連のビジネスに強い関心があり、しかもブログで積極的に情報を探すような先端的な読者にリーチできるという点が最大の売りだとアリエル・ネットワーク プロダクト・マネジメント室 マネージャでアジャイルメディア・ネットワークのコンサルタントを務める徳力基彦氏は言う。なお、徳力氏が運営する「FPNニュースコミュニティ」もアジャイルメディア・ネットワークのブログネットワークに参加している。
海外では有力ブログに広告を配信する企業としてFederated Media PublishingやWeblogs(2005年10月にAOLが買収)などがある。Federated Media Publishingは110サイトに広告を配信しており、総アクセス数は月間3億6500万ページビュー、年間売上高は1000万ドルを超えるという。
アジャイルメディア・ネットワークは2007年2月に設立されたばかりのベンチャー企業。経営陣には「Ad Innovator」の運営者であるDigital Media Strategies代表の織田浩一氏らが名を連ねている。
広告は当初すべてのブログに同じものが掲載される。ただし、参加ブログが増えてきた時点で、広告主が配信先のブログを選べるようにする考えという。また、ブロガーも掲載する広告を選べるようにしたいとのことだ。
広告代理店を通じて広告枠を販売するほか、ブログマーケティングを支援している企業と協業して広告主を開拓する。2007年中に1億円の売り上げを目指す。
また、ブロガーの支援も進める。ブログネットワークに参加するブログの新着記事をほかのブログに表示したり、ブログの書籍化やブロガーの講演出演の支援をしたりすることで、ブログの知名度向上とページビューの増加を図る。さらに、ブログに書いたことがきっかけで訴訟問題が発生した場合には法務対応も請け負うとしている。