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 ネットエイジグループの連結子会社である未来予想は1月16日、内部統制や経営管理のための簡易診断ツールを公開した。ベンチャー企業に向けて無償提供する。

 同社によると、最近は株式公開(IPO)を目指すうえで、内部統制、経営管理面を整備する必要性について認識が高まっている。しかし多くのベンチャー企業はIPO準備期間に入ってから対策を講じており、事前に把握していなかった課題が見つかったり、急造の業務フローやルールが現場での運用に追いつかないといった事例がみられるという。

 新たに提供する簡易診断ツールは、IPO前のベンチャー企業の経営者が、準備期間に入るまでに自社の課題を把握する、といった用途に向ける。

 同ツールでは、コーポレートガバナンス、IRなどに関する約80問のアンケートをチェック方式で実施。「株主対応」「取締役会運営」「経営企画室体制」「人事/総務部門体制」「経理/会計部門体制」の状況について診断結果を5段階で表示し、レポートを作成する。診断結果やレポートの内容は指定のメールアドレスに自動送信するため、社内で容易に共有できるという。

 なお、未来予想では、簡易診断ツールを試用版と位置付けており、より詳細な内部統制/経営管理診断を望む企業から問い合わせを受け付ける。簡易診断ツールは、2007年3月末までに100社の利用を見込む。

 セプテーニ・ホールディングスは1月15日、傘下のセプテーニがウェブサイトのコンバージョン率を最大化するサービス「LPOプラクティカ」の販売を開始したと発表した。価格は45万円からとなる。

 LPOプラクティカは、ランディングページに適したコンテンツを検証する環のツール「シビラオプティマイゼーション」をベースに、プランニング、クリエイティブ制作、効果検証、レポーティングまでのサービスを組み合わせて提供する。ランディングページのクリエイティブ(コンテンツ)を最適化することで、コンバージョン率の最大化を目指す。

 具体的には、ランディングページの各構成要素に対して複数のクリエイティブをランダム表示し、最もコンバージョン率の高いクリエイティブの組み合わせを検証する。セプテーニ・ホールディングスによると、2006年11月に発売したLPOプラクティカのベータ版で、コンバージョン率が約200%向上した例があったという。

 セプテーニ・ホールディングスでは、当初1年間の獲得契約数を200件と見込む。

 サイドフィードは1月16日、自治体や上場企業のホームページにおけるフィードの配信状況についての調査結果を発表した。

 この調査は1月10日〜12日に、官公庁をはじめ全国の都道府県庁および市区町村、東証とJASDAQに上場する企業の5478サイトを対象にしたもの。

 調査の結果、全体の約6.9%にあたる5478サイト中379サイトがフィードに対応していることが明らかになった。これは、同社が2006年5月に実施した調査結果の2.9%という数字に比べて倍以上の値になる。

 中でも全国自治体のフィード対応状況は前回の4.7%から9.2%と大幅に増加している。しかし、その一方で官公庁ではフィードに対応しているのが2サイトで1.9%となっており、前回の1サイトという結果同様の低い数値となった。

フィード配信状況調査の概要
分類調査対象件数フィード配信確認件数フィード配信率
官公庁5421.9%
全国自治体20491899.2%
上場企業33751895.6%
合計54783806.9%

 カフェグルーヴは1月16日、富裕層の男性をターゲットとした新サイト「VAGANCE(ヴァガンス)」(http://www.extravagance.jp)を創刊する。既存会員の紹介がないと入会できない会員制を採用し、高収入で消費意欲の高い読者を囲い込む狙いだ。

 VAGANCEのテーマは「浪費」。VAGANCEという名称も、英語で浪費を意味する「extravagance」から取ったものだ。カフェグルーヴ代表取締役社長の浜田寿人氏は「お金があっても時間がなくてそのお金を使えなければ意味がない。また、もしくは値段が高いというだけで本当にものの価値を理解しないまま消費をしても仕方ない。価値のあるものにきちんと投資する大人のためのウェブマガジンだ」とコンセプトを語る。

 最大の特徴は会員制を導入したことだ。既存会員2名の紹介を必要とし、VAGANCE CARDINALE(ヴァガンス・カルディナーレ)と呼ばれる運営委員会で承認されたメンバーのみが入会できる仕組み。すでに30代〜60代の男性約100名が会員となっており、2007年に増える会員数は1000名に限定している。

 VAGANCEの会員になると、特集コンテンツに連動して開催されるイベントに参加できるほか、サイトのコンテンツに企画を出したり、VAGANCE限定商品が購入したりできる。また、メンバー間ではそれぞれの人のプロフィールが公開されており、会員同士が直接交流することも可能という。

 サイトはMovable Typeを使って構築されており、編集者も2名とローコストで運営していく方針だ。「雑誌の場合、印刷費や輸送費などのコストが問題となるが、サイトならこういった部分を大きく減らせる」(浜田氏)。制作コストを抑えることで採算を取る考えだ。

 収益は広告と会員への物販で上げていく。2000年代に入って主婦と生活社が発行する雑誌「LEON」のように、富裕層の男性に向けた媒体が人気を集めている。しかし、これらの雑誌にあたるようなサイトはほとんどないことから、広告主や読者のニーズは高いと同社は見ている。

 広告は月ごとに1社限定とし、広告料金は月間500万円となっている。初月である1月はスイスの時計メーカーであるHublotが広告を出稿している。

VAGANCE VAGANCEのサイトイメージ。会員は年間数千万円の収入があり、趣味にお金をつぎ込む人が多いという

 カフェグルーヴは1月15日、住友商事グループのエンターテインメント関連企業7社と共同で運営する新コンテンツ「シネマLIVE!」を映画サイト「cinemacafe.net(シネマカフェ)」において開始した。

 映画制作の舞台裏などを紹介し、映画を身近に感じてもらうことが狙い。プレミアム試写会への招待だけでなく、新作映画のアフレコ出演、映画作品のエキストラ参加、ユーザーが企画段階から参画する「みんなの映画プロジェクト」などを実施し、映画作りに読者を巻き込む仕掛けを用意した。

 参加企業は、住友商事グループ会社である、シネマ・コンプレックス運営のユナイテッド・シネマ、映画制作・配給会社のアスミック・エースエンタテインメント、映画専門チャンネルのジュピターエンタテインメント(チャンネル名はムービープラス)、ケーブルテレビ運営のジュピターテレコムなど7社となる。

 cinemacafe.netは1997年に創刊し、映画ジャンルの独立運営メディアとして、日本最古の歴史を持つウェブサイト。2006年7月にリニューアルし、ニュース性の高いコンテンツとデータベース機能を拡充。インタビューや記者会見レポート、最新作の公開情報など、映画ニュースをリアルタイムに掲載し、一部コンテンツは「mixi」などの提携メディアでも公開している。