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3月17日、北海道におけるテレワーク推進のための調査検討会の最後の会議が開催されました。
10月の第1回から、私もその委員として参加させていただいてきたので、ひとつの区切りを向かえ、感無量です。

検討会では、25日に開催される「テレワーク推進地域セミナーin北海道」に先立ち、本別で実施された実証実験の報告をうかがうことができました。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のご担当の方からの報告は、実験の結果報告だけでなく、問題点・課題もしっかりレポートされ、非常に興味深いものでした。(25日のシンポジウムでも発表されます)

北海道のテレワークへの取り組みは、秋からスタートし、2007年度にテレワーク導入に動かれた他の地域に比べて一歩遅れた感は否めませんでした。また、実証実験もゼロからのスタートで、「本当にできるのだろうか?」と不安に思うこともありました。でも、こうやって、結果をみてみると、(私自身が住む地域というのを抜きにしても)とてもよくがんばられたなぁ、と感心しています。

あくまでも個人的な意見ですが、今回評価されるべきは、実証実験を「北海道における理想のテレワーク」を設定して実行されたことだと思います。公的機関の実証実験というのは、どうしても「できる範囲で」とか「失敗しないように」とか「いい結果を出すために」になりがちです。そういう意味では、今回の実証実験は、無謀だったのかもしれませんが。(笑)

でも、「本別」という北海道でも中心地から離れた地域で、「ふるさと銀河線の駅長室」という話題性のある施設で、「ぴあ」という東京の大きな企業の社員を呼んで、テレワークの実証実験を実施できたというのは、正直すごいと思います。
もちろん、無理をした部分もあったかと思います。でも、理想を想定し、そこで発生する問題点をしっかりとらえ、今後の展開につなげてこそ、実証実験の意義があるのだと思います。

北海道総合通信局を中心に、北海道庁、民間企業が力を合わせて、北海道のテレワーク推進の第一歩を歩み始めらました。現在、今回の取り組みの報告書を作成中とのこと。来年度の北海道のテレワークに関する動きに期待したいと思います。

#まだ「案」のついた報告書の表紙を、こそっと・・・

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

田澤由利

田澤由利

ワイズスタッフ 取締役

上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。シャープ(株)にてパソコンの技術、企画、販売促進等の業務に従事したが、結婚・出産によりやむなく退職。その後、フリーライターとして独立し、3人の娘の子育て、夫の5度の転勤による引越しを経つつ、SOHO(テレワーカー)として、執筆活動を行う。1998年インターネット上で会社を運営する「ネットオフィス」の実践のため、夫の転勤先であった北海道北見市にて、ワイズスタッフを設立。現在、インターネット上で海外を含む全国各地のテレワーカースタッフ約130名とともに、50以上のプロジェクトを同時に運営。2004年第5回テレワーク推進賞(社団法人日本テレワーク協会)「テレワークを活用しているマイクロビジネス・SOHOワーカー等の部・会長賞」受賞。女性はもちろん、地方在住者、高齢者、障がい者も「ネットで働ける社会」の実現をライフワークとして取り組んでいる。