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2008年5月 10日 22時30分

海城高校で特別講義

杉山知之 デジタルハリウッド 学校長 杉山知之

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午前11時、東京本校へ。今日から、デジタルハリウッド専門スクールでは、リニューアルしたコースの紹介が始まるのだ。



このコース全面リニューアルは、「新デジ2008」と名付けられている。ぼくたちの学校は、「デジタルハリウッド」なのだが、いつのまにか受講生や世間の方々が、「デジハリ」と言ってくださるようになった。ぼくたちも、それに馴染んでやってきたのだが、最近では、それがさらに短くなって「デジ」と言う受講生たちも多いのだ。ということで、我々も「新デジ」を使うことに。



我々がデジタルハリウッドを開講した14年前とは違い、現在では、フォトショップやイラストレーターなど、ほぼ使える方も多い。しかし、その一方、パソコンは、まったく初めてという方もいらっしゃる。そこで、スキルに合わせて、コースの出発点を変化させることができ、さらに、非常に高度になってきたコンテンツ制作技術に対応して、受講時間数も増やしたのだ。



しかし、デジタルハリウッドが目指すものは変わらない。そんな思いを、受講検討者の方々の前で話させていただいた。



午後1時半、新大久保にある海城学園へ。今日は、ここの高校1年生に特別講義を行わせてもらうのだ。



海城高校は、ぼくの母校のひとつだ。中高一貫教育でも知られていて、大学受験にたいへん強い高校にもなっているとのこと。ぼくがいた昭和40年代中頃は、大学紛争のまっただ中。バンカラな高校生とノンポリの高校生が混在しているような高校だった。



今回、ぼくを呼んでくれたのは、学年主任の中田大成先生(写真)。国語を担当されているとのことだが、何かとても熱い血を感じる先生だ。



午後2時過ぎ、講堂につぎつぎと1年生たちがやってくる。かなり大きな講堂なのだが、400人以上の高校1年生で埋め尽くされてしまった(写真Click!)。



講演の題名は、「人類社会を新たな文化へ旅立たせるデジタルコミュニケーションの世界~Cool Japan 日本の現代文化が世界を変革する!~」、内容は、専門スクールでやっている「デジタルメディア概論」の一部と、新書の「クリエーターズスピリットとは何か?」の一部を高校生向けにアレンジしたもの。



90分の予定を大幅にオーバーして2時間しゃべり、そこから質疑応答。どんどん手が上がり、ぼくの話の本質をとらえている素晴らしい質問ばかりで、うれしかった。



午後5時過ぎ海城高校を後にして、その後、新宿でちょっと用を足し、本日はそのまま帰宅。



今日の高校生たちが、65歳になるのは、50年後だ。彼ら自身が、どんな未来を創っていくのだろうか? そんなことを考えながら眠りについた。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

杉山知之

杉山知之

デジタルハリウッド 学校長

1954年東京都生まれ。79年日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年MITメディア・ラボ客員研究員。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年日本大学短期大学部専任講師を経て、94年デジタルハリウッド設立。2004年デジタルハリウッド大学院開学、2005年デジタルハリウッド大学開学。デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。毎年多くのデジタルコンテンツ関連コンテストの審査員を務める。主な著書は「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)など。