現代において、仕事において電子メールは欠かせないコミュニケーション手段となっている。いまさら言うまでもなく。
一般的な業界でもそうであるからWeb系の企業だとなお更増える傾向があるという。多い人だと1日数百、あるいは数千に達することもあるとかないとか(千を超えるのは稀としても)。送信するメールだけでも数十は日常であり。
そうなってくると作業の大半がメールに費やされている事実に愕然とすることも少なくない。そして返したメールにさらに返信メールが届き、それが続けばメールは不可逆的に永遠に増え続けるものとなる。
特に日本では、メールにもある程度の丁寧さを求める作法が暗黙のうちに存在しているようで(肌感覚)、なおさら、そのような文章作成に時間がとられがちである。もちろんある程度は定型文やテンプレート、辞書への登録で効率化は図れるが、それでも相当量のメールを裁くには時間の圧縮にも限界があるというものだ。
さらに厄介なのは、少しのメールしか残っていなければ、すぐに返せるものの、ある一定量を越すメールがたまれば、返すモチベーションが反比例して下がっていくという人間の心理である。つまり、数十通ならば「よし、一気に返そう」と思うが、百を超えたりすると、もはや着手するための動機作りに腐心しなければならない。
このような心理状況はメールだけに限らず、日常で体験するものだろう。タスク量もそうだし、もしかすると借金などもそうなのかもしれない。返せる金額だと返そうとするが、返せない金額になると、自己破産へと向かう心理が芽生え始めるのではないかしらん(想像)。
そう考えると、メールをためないコツは、メールをためないことが一番というトートロジーになってきて、まぁ、もちろんいわゆる「GTD」的にシステマティックに対策する方法もあるけれど、やはりそれにも限界がある。
いずれにせよ、メールとの戦いはしばらく終わりそうにない戦場がここにあるなぁ、と。
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