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「仕事の多重化」をすれば、簡単に仕事処理量を飛躍的に増やせるという話と、「仕事の多重化」とは、「複数の仕事を分解して、仕事の波をずらして仕事を進める。」ことだということを前回のエントリーで書きました。今回は、その詳細と、これを実行するためには何をすれば良いのかについて、具体例を含めて書いてみたいと思います。「複数の仕事を分解して、仕事の波をずらして仕事を進める。」ためには、まずは仕事を縦軸、時間を横軸にしたチャートを作ってください。そして、新しく仕事を始める前に10分間だけ時間を使って、仕事を終えるために必要な作業をリストアップして、先のチャートを使って他の仕事とのかぶり具合を見ながら、繁閑を判断して分散させてください。更に言えば、毎週頭にこのチャートをメンテナンスすれば完璧です。「待ち時間で暇なんだよね。」などといって、ぼーっとしている人は、本当に忙しくないか、「仕事の多重化」が出来ていないかのどちらかです。気分転換などといって、10−15分とお茶やタバコ休憩に頻繁に行く人もそうです。同じ仕事ばかりしていては効率が下がることはあるでしょうが、仕事中の気分転換なんてものは、他の仕事ですれば良いのです。それが出来ずにいるから仕事の効率は上がらないのです。例えば、昼過ぎに少しでも暇だと感じたら、今日の営業報告書を書いてしまえば良いのです。え?まだ営業は終わっていない?そんなの関係ありません。この後、営業が何件入っていようが、その展開は少しは予想が付くはずです。今の間に書いておいて、実際と違えばその違った部分だけを後で修整すれば良いのです。事務方のメールのやり取りもそうです。そもそも仕事のメールなんて、報告か依頼か回答位な物ですから、相手の返答を予想(期待)して書いているはずです。つまり、相手の返答に対する自分の返答なんて事前に書けます。残念ながら違ったら、一部を直せば良いだけです。相手の返答待ちだから何も出来ないなんてことはありません。再度まとめますと。仕事の処理量を圧倒的に増やすためには、人間の特性、仕事の特性を踏まえて、「仕事を分割して繁閑を分散して、こなしていく。」たったこれだけです。これを実現するために、仕事を始める前に10分だけ時間を使って仕事を分割して他の仕事との分散計画表を作る。そして、毎週全仕事のリストをメンテナンスしていく。これだけです。「めんどくさい。忙しくてそんな時間はない。」と思われた方も、騙されたと思って、一回だけでも今ある仕事をリストアップして、その仕事を分割して繁閑に応じて分散させた表を作ってみてください。その週の仕事が驚くほど、スムーズに進むはずです。

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塚崎秀雄

塚崎秀雄

WillVii 代表取締役社長

東京証券取引所、A.T.カーニー(戦略コンサルタント)、ソニー(商品企画統括)を経て2007年WillViiを起業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院卒(Haas School of Business, MBA’98)