WillVii 代表取締役社長 塚崎秀雄
大量の課題を抱えながら大変な速度でスイスイと仕事を終えていく人がいる一方で、一つの仕事でも手一杯になってしまい、そこに少しでも新しい仕事が入るとパンクしていしまう人がいます。付加価値生産量という比較をすると圧倒的とすら言えるこの差は一体どこから来るのでしょうか?無論、個体差はあるでしょうが、正直人間の能力なんて大抵のケースで変わりません。頭が良いといわれている人が沢山いる場所に、米国でも日本でも私はいたことがありますが、その経験の中でも圧倒的な天才なんて正直そうそういませんでした。それなのに、天才以外の人の間でも恐ろしいほどの差があるのが実態です。これは一体何故でしょう?私はこの差は、たった一つのことが出来るか出来ないかの差で生まれていると思います。それは、「光ならぬ仕事の多重化ができるかどうか」です。これを理解するためには、2つの前提を共有する必要があります。それは、結局人間はシングルタスクで仕事をしているということと、仕事には波があり、その波は時間シフトできるということです。マルチタスクに大量の課題をこなしているように見える人でも、実際のところ、余程の天才でなければ、人は同じ時間に違う仕事をすることは出来ていません。また、仕事は同じ負荷がかかるものはとても少なく、特にチームでやる仕事や、取引先がある仕事については、かなりの頻度で待ち時間が生じるため、忙しさには大きな落差(波)があります。そして、波は時間シフトが可能なものなのです。この2つの前提をもとに「仕事の多重化」に話を戻しましょう。なんとなく分かった方も、もういると思いますが、「仕事の多重化」とは、「複数の仕事を分解して、仕事の波をずらして仕事を進める。」ことなのです。言い換えますと、「ある仕事が暇なときに他の仕事を進めるということです。」たったこれだけのことです。これを偶然ではなく、計画的に行えば良いのです。この「計画的」が大切で、これができるか出来ないかで、大きさな差がつきます。次回はこれを実行するために何をすれば良いのかについて、具体例を含めて書いてみたいと思います。
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