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最近、メディアインという言葉を使ってウェブ・ケータイ時代のマーケティングを説明しようと試みている。

プロダクト・アウト、メディア・アウトなど、生産者や独占支配者から消費者に商品やメッセージを伝えていくことから、メディア(とくにインターネット)のなかで起こっていることを吸い上げて商品化したりメッセージを作ったり発信したりする発想に変えていこうというものだ。

とくに、SMO(ソーシャルメディアオプティマイズ)が注目されその手法が検討されているいまでは、重要な発想の仕方になると思う。

僕も、ニコ動の新規コンテンツを定点観測したりモバゲー内であらゆる検索を行ったりして、メディアに実際に起こっていることを体で把握することでしかわからないことがある。

個人的な経験からだが、メディアインの発想でみるためには下記のような情報に注目したらいいんじゃないかと思う。

○新しくて規模も小さいが、短期間にアクセスが伸びているもの

○的外れで空気の読めない内容でも、一部に支持者がいるもの

○徹底的に時間をかけて作られたもの

○頻出する感情表現のフレーズ

○出現頻度が少なくても、じつは転送されていそうな情報

○異常な熱意が感じられるもの

○金のにおいがしないもの

○パクられる、真似されるもの

ソーシャルメディア内でこういう情報を見つけたら、
とりあえず追ってみるという癖をつけておくと面白いかもしれない。

いつか、こういうノウハウをまとめた本でも出ないだろうか。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

市川茂浩

市川茂浩

フロントメディア 代表取締役

1974年生まれ。2002年、日本エンタープライズ(株)に入社し、主にNTTドコモ向けiモード公式サイト企画プランナーとして活躍。6ヶ月で数十万人の会員を獲得する公式サイトに成長させた。2004年8月、同社を退職し、フリーのモバイルプロデューサーとして活動開始。同年11月、ウォルト・ディズニー・レコード・ジャパンとミュージックエアポートの着うたライセンス提供を開始。9社41サイトにライセンス提供し、累計実績が100万ダウンロードを超える。2005年、株式会社フロントメディアを設立し、代表取締役に就任。携帯電話専門の放送局「Qlick.TV」(通称:QTV)を開局し、1年経たずして会員数100万人を突破。ケータイ世代でトップシェアを握りたい大手、中堅企業などをクライアントに多数持つ。著書に『誰も知らなかった「ケータイ世代」―ケータイが変える若者マーケティング』(東洋経済新報社)がある。