フロントメディア 代表取締役 市川茂浩
最近、メディアインという言葉を使ってウェブ・ケータイ時代のマーケティングを説明しようと試みている。
プロダクト・アウト、メディア・アウトなど、生産者や独占支配者から消費者に商品やメッセージを伝えていくことから、メディア(とくにインターネット)のなかで起こっていることを吸い上げて商品化したりメッセージを作ったり発信したりする発想に変えていこうというものだ。
とくに、SMO(ソーシャルメディアオプティマイズ)が注目されその手法が検討されているいまでは、重要な発想の仕方になると思う。
僕も、ニコ動の新規コンテンツを定点観測したりモバゲー内であらゆる検索を行ったりして、メディアに実際に起こっていることを体で把握することでしかわからないことがある。
個人的な経験からだが、メディアインの発想でみるためには下記のような情報に注目したらいいんじゃないかと思う。
○新しくて規模も小さいが、短期間にアクセスが伸びているもの
○的外れで空気の読めない内容でも、一部に支持者がいるもの
○徹底的に時間をかけて作られたもの
○頻出する感情表現のフレーズ
○出現頻度が少なくても、じつは転送されていそうな情報
○異常な熱意が感じられるもの
○金のにおいがしないもの
○パクられる、真似されるもの
ソーシャルメディア内でこういう情報を見つけたら、
とりあえず追ってみるという癖をつけておくと面白いかもしれない。
いつか、こういうノウハウをまとめた本でも出ないだろうか。
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