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日本は、中国と同じ社会主義国なんだろうか。

未成年の携帯インターネットは個人の自由と責任に基づく判断にゆだねられることなく、(実質上)政府による検閲、規制を受けることになる。

何でも国家が管理し切れると勘違いするのは誤りだ。

問題は、ユーザーの側にもある。

フィルタリングが実施された場合は、
突然サイトにアクセスできなくなり、ケータイ上の知り合いや友人を失う「コミュニケーション難民」が大量に出現すると思われる。

いまフィルタリング施策で事業者が混乱していると報じられているが、
ほんとうの「混乱」はユーザーが突然コミュニケーションを遮断されてから起こる。

こういうユーザーに被害をもたらす施策が発表され、実施になった段階では、
私は、ユーザーが何らかの抗議行動を起こすことをお勧めする。

民主主義の国で、たとえ参政権のない10代であっても、
自らの大切な友人や健全なコミュニケーションが失われるという危機に対して、
プロテストすべきだと思う。

すでにモバゲー内では1000件近いフィルタリングに対する日記があげられているが、
こうした抗議行動を、リアルでも起こしていく必要があるだろう。
また、メディアもそれを報道する義務がある。

そして、ほんとうにいま誰もが待ち望んでいるのは、
親として、大人として、「子供たちにどのようなケータイの使い方を教えたら安全充実した生活になるか」という疑問に対する答えだ。

そろそろ、こういうものを世の中に出し、広めていくタイミングが来たと思う。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

市川茂浩

市川茂浩

フロントメディア 代表取締役

1974年生まれ。2002年、日本エンタープライズ(株)に入社し、主にNTTドコモ向けiモード公式サイト企画プランナーとして活躍。6ヶ月で数十万人の会員を獲得する公式サイトに成長させた。2004年8月、同社を退職し、フリーのモバイルプロデューサーとして活動開始。同年11月、ウォルト・ディズニー・レコード・ジャパンとミュージックエアポートの着うたライセンス提供を開始。9社41サイトにライセンス提供し、累計実績が100万ダウンロードを超える。2005年、株式会社フロントメディアを設立し、代表取締役に就任。携帯電話専門の放送局「Qlick.TV」(通称:QTV)を開局し、1年経たずして会員数100万人を突破。ケータイ世代でトップシェアを握りたい大手、中堅企業などをクライアントに多数持つ。著書に『誰も知らなかった「ケータイ世代」―ケータイが変える若者マーケティング』(東洋経済新報社)がある。