アサップネットワーク 代表取締役社長 西山圭
昨日(本日?)ついにiPhone 3Gが発表になりました。
機能については既報の通りだと思いますが、気になったのはJobsのスピーチに
・企業ユーザ向けアピール
・(有料)コンテンツ配信プラットフォームとしてのiPhone/App Store
という2点に、かなりの比重が置かれていたことです。
今後のiPhoneとしては、
EDGE600万台+3G○○○万台という普及インフラと、多くの熱狂的
デベロッパーによる革新的なアプリの開発を武器として
ARPUの高い先進国のパワーコンシューマと企業ユーザを取り込もう
という戦略のような気がします。
海外では、キャリアの影響力が日本に比べて極端に弱く、課金や
共通アプリの配信プラットフォームとしては、NOKIAやSymbianが市場を
担っていました。ただ覇権の基盤は弱いので、
iPhoneのような確固としたプラットフォーム戦略は
既にiPod+iTunesという成功事例を抱えているだけに
かなりのインパクトを与えるように思います。
しかしながら、日本ではキャリアが強固なインフラを築き上げている上、
キャリアによらないプラットフォーム戦略でも「モバゲー」という
巨人が既に存在しています。
以前も書きましたが、モバゲーは既に自身をプラットフォームとして
ゲーム配信に乗り出すなど、キャリアによらないインフラとしての
地位を固めつつあります。
まあしかし。モバゲーとiPhone自体は恐らくターゲット層が違うために
直接競合とはならないと思われます。
むしろこれらの新世代プラットフォームが、
「キャリアポータル+公式サイト」という従来の日本型プラットフォーム
モデルに対して、どの程度の戦果をあげることができるのかが
今後の注目ポイントになってきそうです。
#ですが、日本ではこれ以外に「孫さんの意図」という要素も加わるため
さらに複雑さを増してきます。価格やターゲット層は
果たしてどのへんを狙ってくるのでしょうか。
またしても「予想外」で、このBlogが恥さらしになる・・・予感もします(笑)
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