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2008年6月 3日 12時16分

特定電子メール法

西山圭 アサップネットワーク 代表取締役社長 西山圭



特定電子メール法(いわゆる「迷惑メール防止法」)が

6月1日に改正されました。



かなり運用解釈に巾が出そうな定義ではありますが

自分なりの印象をメモっておきます



・メルマガ事業者

 →登録時に宣伝系マガジンに同時登録させてオプトアウトさせるタイプは

  アウトのように感じられます。

  PCのメルマガサービスでは、「まぐまぐ」をはじめ、オプトイン認証を

  取り入れていますが、空メール系のモバイルメルマガ媒体の一部は

  法規制対応が必要になりそうです。

  既にメルマガスタンド事業は旬を過ぎているだけに、廃業&統合が加速しそうです。



・一部の懸賞サイトなど

 →いわゆる「同時登録」を行っている一部の懸賞サイトなどは

  登録時に同時登録先を明記しないとマズくなるように思われます。

  規約同意後に不特定のサイトに配信情報を提供する、いわゆる「CSV案件」は

  法に抵触する可能性が高いように思われます。



・Webサービス系ビジネスモデル

 →昨年はやった「○○診断」「○○ちぇき」系では、オプトアウト型メルマガを

  配信してくるケースが見受けられました。

  もちろん5/31までに登録したアドレスは引き続きオプトアウト型でも

  法的な問題はありませんが、今後このタイプのサイトを

  メルマガ誘引へのモデルとして構築するのは難しくなりそうです。





また、出会い系の風営法規制適用なども

粛々と成立していますが、こちらも法定義文を読むと

一部のSNSは解釈によっては抵触しかねない内容です。



Web系ベンチャーにおいても

法務対応はいろいろタイヘンになってきそうな予感です。

フィルタリングの件も然りですが、

悪質な業者が減るというメリットより、新規ベンチャーの種を摘み取ってしまう

デメリットの方向に振れなければいいのですが・・・


※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

西山圭

西山圭

アサップネットワーク 代表取締役社長

1974年神奈川県生まれ。慶応義塾大学在学中、学生ベンチャーに参画するも挫折。大学卒業後、1998年サン・マイクロシステムズ日本法人に入社。5年間で日米ドットコムバブルの熱狂と崩壊を体験する。2003年よりアサップネットワークに本格参加、2005年より社長に就任。現在、モバイルコンテンツ配信およびモバイルポータル運営を中心に、モバイルBtoCに特化した独自のコンテンツ、サービスを提供。