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2008年6月 26日 23時30分

IVR展へ

杉山知之 デジタルハリウッド 学校長 杉山知之

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午前9時半、新宿から、りんかい線に乗って、「国際展示場」まで。今日は、ビックサイトで行われている。産業用バーチャルリアリティ展(IVR)を見るのだ。



IVRには、毎年、来ている。数年前までは、毎年、講演もさせてもらっていたけれど、最近は、ちょっと本格的なVRの世界からは離れているけれど、ぼくが、一番好きなデジタルの世界のひとつだ。



IVRと言えば、必ず入り口の近くに陣取るのが、横浜に本拠地を置く、ソリッドレイ研究所。ここにも、デジタルハリウッドの卒業生が多く働いている。元スタッフの人も転職して、今日、久しぶりに再会した。



VRというのは、デジタルコミュニケーションが急速に発達する世界にあっても、最後にブレイクする領域だと思っている。しかし、IVRに出展している会社の多くは、90年代から、この世界にトライしている会社や人材も多い。



今日も、ぼくが、「最近どうですか?」と、ソリッドレイ神部勝之社長に聞くと、「VRがブレイクするのが先か、会社が倒れるのが先か」と冗談を言う。じつは、同じ台詞をもう10年以上聞いている。それだけVRの未来に情熱を傾けている人たちが、研究開発と作品制作を続けている世界なので、IVRは、毎年、とても面白いのだ。



さて、デジタルハリウッド大学で、教鞭をとる向井利光先生と酒井明彦先生の二人(写真)がやっている研究開発会社がiLTjだ。この会社は、通常のVR制作もやるのだが、MRと呼ばれる複合現実感(Mixed Reality)の開発と制作が得意なのだ。二人とも、日大時代からの長い付き合いだ。この会社にも、デジタルハリウッドの卒業生だけでなく、昔からの仲間も多く務めている。



CAD CENTERのブースも、毎年必ずチェックする。今年で創業20周年とのこと。飛行場を管制塔からの景色でシミュレーションしているデモが素晴らしかった。



午後3時過ぎに大学へ。午後4時からサードキャンパスの会議室で、大学スタッフと会議。午後6時半に終了。



午後7時からは、いつものように、大学院の「デジタルコンテンツ産業概論」の講義。今日のゲスト講師は、専修大学の福富忠和先生。福富先生は、今年も、経済産業省の「デジタルコンテンツ白書」の編集委員長をされている。本学の設立時からお世話になっていたこともあり、毎年、大学院の講義に登場していただいている。今日も、現在の日本のコンテンツ産業の置かれている状況について、示唆あふれる講義をしていただいた。



午後9時半に講義が終了。その後、セカンドキャンパスのオフィスに戻り、午後11時半に仕事終了となった。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

杉山知之

杉山知之

デジタルハリウッド 学校長

1954年東京都生まれ。79年日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年MITメディア・ラボ客員研究員。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年日本大学短期大学部専任講師を経て、94年デジタルハリウッド設立。2004年デジタルハリウッド大学院開学、2005年デジタルハリウッド大学開学。デジタルコンテンツ協会などの委員を歴任。毎年多くのデジタルコンテンツ関連コンテストの審査員を務める。主な著書は「クリエイター・スピリットとは何か?」(ちくまプリマー新書)など。