橘玲さんの本は大好きで、新刊が出るとほぼ買います。
今回の「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」もすごく
おもしろかったし、勉強になりました。
特殊な技術や資格(医者や弁護士)のないかぎりお金持ちに
なるとすれば、起業が一番確率論的には正しいでしょう。
ただその起業も生存率で見ると10年で8%だそうです。
(国税庁調べ)
企業のグループ会社や節税目的の会社を除くと、
多分2,3%というのが実態ではないでしょうか。
この本は「起業までのリスク」は取りたくないけど、
お金持ちにはなりたいという方には超おすすめの本です。
この本の考え方で目ウロコだったのが、
サラリーマンの資産の一番は貯金ではなく「人的資本」だということ。
確かに僕のような自営であれば、収入の安定度はサラリーマンと比べれば
比ではないくらい低いです。
生涯年収から現在価値をざっくり見積もるとアバウトに1億円のサラリーマン債券
をもってると考えられます。
1億円の資産をもってるサラリーマンが仮に300万の貯金があるとして、その300万を
分散投資したり、300万を頭金に新築の家を買う(レバレッジを効かせて5000万の資産を買う)
のはちょっとポートフォリオ的にどうなの?というのが橘さんの主張。
まあ確かに1億円のうちの3%を分散投資というのも間抜けな話だし、1億のうち5000万を
ひとつの資産にするのもどうかなと、確かにこの考え方だと思いますよね。
では金持ちになるにはどうすればいいか?
300万をすべて株式に投資する。
確かになくなっても1億円の300万だし。
ただし個別株式に投資するのはリスクが大きすぎるので、
「世界株式」に投資する。
有史以来、経済活動は世界的に見れば膨張の一途。
世界的に見て今後経済活動が縮小すると考えるほうが、確かに
可能性としては低いかも知れません。
「世界株式」なんて買えるの?と思いますが、今は金融工学もかなり進歩していて
「ETF」という商品があるそうです。
この本を読んだあと、やけにマネー雑誌含め「ETF」をすすめる記事にでくわすのは
気のせいでしょうか。
ただ300万をETF買うだけではただの資産運用の域を出ないので、「信用」で買う
ことがおすすめだそうです。
(現物で3.3倍、先物だと25倍のレバレッジ)
なくなっても1億円のうちの300万。
今後世界経済は未来永劫発展しないと思う人は、当然この方法はとらないほうが
いいでしょう。
この本を読んで「お金持ちになった」気になったのは僕だけでしょうか。
橘さんの主張のひとつに「お金持ち」ほど猜疑心が少ないというのがあります。
これはすごく共感しますね。
僕の周りで成功している経営者もほとんど「素直」な人が多いです。
当然だまされることもあるけれど、トータルで見れば信じたほうがメリット
が大きいと思ってます。
そもそも猜疑心の強い社長だと、社員もついていかないですよね。
投資はあくまでも「自己責任」で。
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