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若い人に読んでもらいたい、コンピュータ産業の歴史が解る本。

代表取締役社長
清水 亮
2008年05月13日 01時35分

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昨日のエントリに関して、具体的に何を渡したのか教えて欲しいという要望を頂いたのですが、たままたそこにあった本を三冊渡しただけなので、本当に読んで欲しい本は他にもあります。

そういうわけで、僕が若い人、特にネット漬けで書籍離れしている人に読んで欲しいと思う、コンピュータ産業の歴史書を紹介したいと思います。

この本は文句なしに面白いと思います。若き日のビル・ゲイツ、デビッド・パッカードとウィリアム・ヒューレットたちの青春を熱いタッチで語ります。


パソコン創世記

パソコン創世記

この本も面白いです。

日本におけるパソコン文化発展の中心人物のひとりであった、西和彦が、いかにしてアスキーを作り、育て、初期のマイクロソフトを支えて行ったか、などなどの歴史を垣間みることが出来ます。

西和彦を1ちゃんねるの人だとしか認識していない若い人にはぜひ読んで欲しい本です。

もう少し時代を遡ると、この本がお勧めです。

イーサネットやレーザープリンター、GUI、オブジェクト指向環境、そしてユビキタスという最先端の概念が集結していたゼロックスのパロアルト研究所(PARC)。パーソナルコンピュータの歴史を紐解くと、必ずこの研究所にぶちあたります。

その世界で最も有名なコンピュータ研究所はいかにして生まれたのか、その裏話です。

アップルが好きな人も、そうでない人にもぜひ読んで欲しい。スティーブ・ジョブズの栄光と挫折、苦悩と復活の日々が綴られた本です。

けっこう感動します。


初代Macintoshの儚くもちょっぴり物悲しい、けれども大変勇気づけられる開発エピソードを綴った本。

ビル・アトキンソンの活躍に胸を躍らせ、ジョブズの横暴ぶりにハラハラし、パイナップルピザが食べたくなる本

ハッカーズ

ハッカーズ

ハッカーとはなんであるか、人類最初のハッカーと呼ばれる男の物語と、コンピュータ黎明期のハッカー達のおもしろおかしいエピソードが満載。ハッカーを名乗るもの、ハッカーに憧れるもの全ての必読書です。



いまパッと思いつくのはこれくらいです。

本当はもっと良い本もあった気がするんですけど、多くは絶版でタイトルも思い出せないんですよね。

追記:

こんなのもありました。

歴史というにはまだ若いですが、DirectXはいかにして生まれたのか、という話です。これを読むと画期的な製品とは、必ずしも会社の思惑通りに生まれるわけではないということ、そしてサラリーマンであっても、とんでもなく偉大な仕事ができるのだということがわかります。


西和彦の閃き 孫正義のバネ―日本の起業家(アントレプレナー)の光と影

西和彦の閃き 孫正義のバネ―日本の起業家(アントレプレナー)の光と影

いまや日本を代表する起業家である孫正義氏と、かつて日本を代表していた西和彦氏の青春時代が書いてあります。


そしてこれ

現在のWindowsの基礎中の基礎となった、WindowsNTの開発プロジェクト。

何度読んでも泣ける内容です。

絶望的なデスマーチを率いる"伝説のプログラマー"デビッド・カトラー。

固まらない仕様、無限に増え続けるバグとの戦い。チームメンバーはプライベートを犠牲にし、入院者や離婚者が続出。

それでもカトラーは皆に言います。


今は最も苦しい時期だと思うかも知れない。しかしいつの日か、今日こそが人生最良の日々だったと思える日がくる。

彼らはいかにして乗り越えたのか。挫折と失敗と栄光の歴史です。

WindowsVistaはぜんぜん好きになれませんが、NTの開発秘話は本当に泣けます。


インテル創業者の回想録です。初期のコンピュータ業界がどうであったかということについてとても参考になります。


栄光なき天才たち (1) (集英社文庫―コミック版)

栄光なき天才たち (1) (集英社文庫―コミック版)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫

これの何巻だったか忘れてしまいましたが、バベッジとチューリングが出てくる回があります。

コンピュータの起源を知る意味では欠かせないエピソードです。

UNIXの1/4世紀 (Ascii books)

UNIXの1/4世紀 (Ascii books)

最近の本ですが、UNIXの黎明期から現在までの背景を面白く綴っています。

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プロフィール

1976年新潟県長岡市生まれ。1998年から1999年まで米MicrosoftでゲームSDKの開発と普及活動に関わる。1999年9月のCESA DEVELOPERS CONFERENCEの立ち上げを経て、11月にドワンゴにて携帯電話コンテンツ事業を立ち上げる。2002年、日本人として初めて米国ゲーム開発者会議(GDC)のモバイルトラックでスピーチを行い、それをきっかけに渡米。米DWANGO North Americaコンテンツ担当副社長を経て、2003年ユビキタスエンターテインメントを設立。2004年情報処理推進機構(IPA)未踏ソフトウェア創造事業において次世代文章アプリケーションプラットフォームの研究開発を行い、2005年天才プログラマー/スーパークリエイターに認定される。 2006年、同研究に基づく独自のコンテンツ管理システム「ZEKE CMS」を考案し、製品化した。著書3冊。

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