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可視化・・・経営の状態を定量的に把握すること・・・ですが、正確には現場の状況を経営者が把握することでしょうね。

組織が大きくなると、経営者は売上、利益、従業員数、株価といった企業のマクロ数値だけが報告されるようになります。でも、本当に経営者が知りたいのは、マクロ数値の手前のミクロな現場の指標です。

稼働率、会員数、会員獲得コスト、コンバージョン率、客単価、受注残、プロジェクト収支・・・。

事業の性質によって、変化する指標ですが、このような指標が最も会社の経営に携わりながらも、現場を把握できる可視化ツールになります。

このような指標を常に会社内で管理するには、それなりの仕組みが必要です。現場の社員が何もしないのに、稼働率が指標化されることは不可能です。稼働率を把握するには、勤怠を入れる際に工数管理やプロジェクト管理をさせる必要があります。

要するに、会社の状況を経営者が的確に把握するために、どのような定量的な指標を設定して可視化させるのか、そして、可視化のために、どのような仕組みを導入する必要があるのか、この2点の企画が重要です。経営企画室の腕の見せ所でしょうね。

また、出来れば組織が小さいうちに、可視化には取り組んだ方が良いと思います。経験上ですが、組織が大きくなると、可視化のために社員に依頼する業務が思わぬ反対を受けることがあるからです。経営者が知りたいと思う指標が、現場も知りたい情報であるとは思わない方が賢明です。

可視化に向けたシステムは、組織が小さいうちに、現場のルーティンワークに組み込み、義務化するのがベストです。

是非、皆様も経営の可視化に取り組んでみてはいかがでしょうか。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

庄子素史

庄子素史

未来予想 代表取締役COO

1998年株式会社オリエンタルランドに入社。ディズニーテーマリゾートのマーケティングに従事し、年間活動計画立案、予実績管理、顧客分析、集客キャンペーンの推進等で実績。その後、経営コンサルタント、ITベンチャー企業経営企画室長を経て、2006年未来予想株式会社代表取締役COOに就任。マーケティングプロセスから事業機会の発見、成長ストーリーを数値化し、社外への事業計画のPRと社内の業績管理が専門領域。