未来予想 代表取締役COO 庄子素史
創業して3年以内のベンチャー企業に事業計画書を見せてください?
という問いをしますと、これまでの経験上、
全くない・・・20%
あるけど会社案内レベル・・・40%
年度別のPLレベル・・・20%
月次でPLレベル・・・15%
月次でPLとCFレベル・・・5%
くらいの割合の準備レベルです。
全くない!というのは論外ですが、会社案内レベル、年度別のPLレベルの会社もこれまで全く事業計画書なるものが無かった訳ではないようです。聞いてみると、2年前の事業計画書が眠っていたりしてます。内容を見ると、そこそこ論理的に作成はしています。
多分、何らかの外圧(投資家や金融機関からの要請)によって、作らなければいけなくなり、無理矢理作ったか、我々のようなコンサルティング会社に依頼して作成したのでしょう。
では、何故、事業計画書が眠ってしまうのでしょう。本来であれば、経営の羅針盤になるべき事業計画。今年の戦略や目標、今月の目標といったものが明確になっているもの。これがなくて、どうやって経営をしているのでしょうか。勘でしょうか?通帳の現預金だけ気にしているのでしょうか?
ほとんどのケースに言えることは、「本気の事業計画書」が存在しない、ということではないでしょうか。常に経営者がその「本気の事業計画書」を頭で意識し(暗記する位でないといけませんね)、常に予算との乖離状況を把握し、次にどうすればいいのかを指示できている会社こそ、「本気の事業計画書」がある会社でしょう。
誰かに見せるための「血の通っていない事業計画書」ではなく、自分達が死守すべき「本気の事業計画書」だからこそ、予算を死守するために、「戦略を理解し、予算を暗記し、常時乖離幅を認識し、改善策を指示する」という経営の鉄則が経営者だけではなく、社員全体に行き渡るのではないでしょうか。
そろそろ、「本気の事業計画書」の必要性を感じている経営者の皆さん、本気になりましょうか?
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