IBM Venture Capital Group ベンチャーディベロップメントエグゼクティブ日本担当
勝屋 久(Hisashi Katsuya)
2008年05月14日 08時07分
今年になって大手事業会社のコーポレートベンチャリングの話を頻繁に聞くようになった。今日もセガサミーインベストメント・アンド・パートナーズの平井弘太郎さん、亀田直樹さん、長谷川徹さんとお会いしました。〜 お越しいただき、ありがとうございました!
僕は1999年から、ベンチャーとの連携を中心に活動を行ってきているが、日本の大手事業会社が優れたベンチャー企業と早い段階から接点をもつことは常々大切なことだと感じている。事業会社の人たちは顧客・対象ユーザー・取引のあるビジネスパートナー・関連会社・社員と日々接することに集中しビジネスを行っていると思う。多くの人はそういった環境で長年継続して仕事をしてきて考え方にも枠ががっちりできてしまって、新しい発想、敏感に顧客ニーズ・市場を捉まえること、新規事業の立ち上げ計画と実施が容易でないのではないかと感じる(僕の周りには極稀にバランス感覚のある人もいるが)。そういった点で優れたベンチャー企業(起業家や経営チーム)とフラットに(ここがポイント!)接点をもつことは大切である。気づきや新しい発想、そしてアライアンスに発展するケースも実際ある。なによりも刺激(ワクワク感、エネルギー)があるのがイイ!僕はIBMでそれを体験・体感をしてきている。長年やってきたので、社内でも多くの人が優れたベンチャー企業に対して快く、積極的にコンタクトしてくれるようになっている。最近は積極的に研究所の人、事業部門の人、事業開発部門の人たちからベンチャー企業を紹介してくださいとリクエストも結構もらう。
たが優れたベンチャー企業と接するのは簡単ではない。そういった点でもコーポレートベンチャリングの役割はとても重要だ(日々開拓に集中しているので)。
僕は個人的に日本では事業会社とベンチャーとグローバルチームの3つのエレメントがうまくからんんで社会的に意義のあるサービス・製品がいっぱい生まれ、さらにはイノベーションをおこすのではないかと信じている。そして単なる会社対会社のつながりだけはなく、心ある、思いのある本物の仕事人が人と人がつながることがまず重要な点と思う。
1985年日本IBMに入社。2000年よりIBM Venture Capital Groupの設立メンバー(日本代表)として参画。「Venture BEAT Project」プランニングメンバー、総務省「情報フロンティア研究会」構成員、New Industry Leaders Summit(NILS)プランニングメンバー、独立行政法人情報処理推進機構「中小ITベンチャー支援事業」のPMなどを手掛ける。
趣味:フラメンコギター、パワーヨガ、Henna、踊ること(人前で)
IBM Venture Capital Group:IBMのグローバルチーム。ルー・ガースナー(前IBM CEO)のInnovation、Growth戦略の1つでマイノリティ投資はせず、VCとの良好な関係構築を目的とする。。
お断り:
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