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昨日小生が出席の研究会でマルチサイド理論について話が出た。
簡単に言うと、こちらで損してもあちらで儲ける、といったもの。つまり、単一のモデルでなく組み合わせによるものだ。例えば、グーグルは検索など無料(つまり赤字)で提供して、広告で儲けている。ネットワーク社会&エコシステム戦略で重要な考え方。
multi-sided marketの理論はここ数年議論されているが、その一つに
「Invisible Engines: How Software Platforms Drive Innovation and Transform Industries」The MIT Press; 1 edition (October 1, 2006) by David S. Evans (Author), Andrei Hagiu (Author), Richard Schmalensee (Author)がある(まだ日本語になってない)。

なお、小生の知人でもある平野敦士さんは、この共著者の一人Andrei Hagiu(Market Platform Dynamics社創業者でAssistant Professor of Harvard Business School)とネットストラテジー社をやっている。
http://netstrategy.co.jp/
で、「1の力を10倍にする アライアンス仕事術」平野敦士が飛ぶように売れて、文字通り品切れとか。
もしかすると、multi-sided marketの理論を扱った日本で最初のメジャーな本かもしれない。なお、この理論については、平野さんの
http://japan.cnet.com/blog/hirano/2008/06/20/entry_27002861/
という解説がある。

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本荘修二

本荘修二

本荘事務所 代表

東京大学工学部卒業、ペンシルベニア大学経営学修士、早稲田大学学術博士。ボストン・コンサルティング・グループ、米Computer Sciences Corp.、CSK(会長付・グループ戦略室マネジャー)を経て、本荘事務所代表に就任。新事業コンサルティングを手がける。また、NetService Ventures Groupアドバイザー、広域渋谷圏クリエイターマッチングLLP代表、一柳アソシエイツ・レジスタードパートナーを務める。埼玉大学客員助教授、経済産業省・産業構造審議会情報サービス・ソフトウェア小委員会委員でもある。