本荘事務所 代表 本荘修二
第3回次世代モバイル技術セミナー 主催:駐日公館IT&モバイルフォーラム(http://iemf.jp) の続き。
③英国基調講演
③-1 「コンバージェンスが進む携帯電話への対応」シンビアン(株) 代表取締役 社長 久 晴彦氏
シンビアンOSはスマート・フォンでのwinnerと目されているが、さらに高度化する携帯への対応が問われるだろう。なお、iPhoneやBlackBerryでわいている米国は、世界市場からみると特殊な市場とみた方がよさそうだ。
・スマート・フォンOS:日本や欧州などは、シンビアンが大半であとはほぼLinuxだが、米国だけ特殊・・AppleとRIMが3割強、次はMicrosoftで、他はとても少ない。
今後は、
・Web2.0
・NWコンバージェンス
・特定用途端末
・オープンソース(Androidなど)
に力点を置くという。
UIブームだが、それにはScreenPlayを強化。
HSDPA、HSUPAが進みSuper3G/LTE(>70Mbps)が2012年に導入される・・・BB化への対応。
FreeWay・・家でWiFi、外でcellでもシームレスに。
ハード高度化への対応:
・SMP(Symmetric Multi Processor) マルチ・プロセッサー
・LBS, GPS
・DB データmgmt(ワンセグは320x240、ハイビジョンは1920x1080)
そして、セキュリティ、消費電力への対応。
いずれスマート・フォン(PDA型に限らず、ドコモをはじめ高度化したケータイはスマート・フォン化している)比率は上昇する。シンビアンは勝ち組とみてよいだろう。この上でアプリケーションや他のソフトを開発するエコシステムづくりが求められる。S60社などは日本への計画が無いようだが、元気がなくなってきた日本のケータイ端末メーカーがやや心配点でもある。
③-2 「3G WiMaxとLTEに向けたフェムトセルとピコセル」 ピコチップ社 副社長 ルパート・ベインズ氏
In-building coverage: 64k data OK but 384k data coverageは66%にとどまる
家庭やオフィスなどIn-buildingコミュニケーション量(トラフィック)は2011年には75%に上昇
(日本は基地局が多いが、欧米は室内ダメ)
Femtocellsの普及予測: 17百万 residential in West Europe (Vincent Poulbere (OVUM)昨年末)
・200ドル以下。ユーザーは通話の品質もコストも改善。
UMA/SIP(WiFi) vs. Femtocell
- handover、new handsetの問題あり、Femtocellのメリット大
VoIP & UMA: 35M in 2012の予測
WiMAX/LTE(高速用でカバーが弱い、マクロセル基地局は金がかかる)はFemtocellなしでは困難。
日本は欧米と異なりFemtocellの重要性は低いが、世界的にみればかなりホットだ。モバイルはpersonal端末として、場所を問わず常に個人と密着する・・・これに対応するための技術として注目されるのは自然なことだ。
なお、これに伴い欧州のモバイルVoIPのベンチャーが多額の資金調達を成功させたり、やや過熱気味のところもある。もっとも、日本は熱がなさすぎるのだが。
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