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先週16日「IT潮流1周年・出版記念イベント」に参加させて頂いた。
湯川さん、関係者の皆様、お招き頂き、ありがとうございました。

今年はどんなサービスに注目していくか?というお題なのだが、
(1)ソーシャルメディア系マーケティング・広告サービス
(2)セカンドライフ「的」世界関連ビジネス
(3)行動ターゲティング広告
を挙げさせて頂いた。

(1)パネルをご一緒したグロービス小林さんは、YouTubeの上で展開されるサービスで面白いものがあると指摘されていたが、これは非常に同感。
私としてはYouTubeを使ったコミュニケーション、エンターテインメント、マーケティングをソーシャルメディア系マーケティング・広告サービスと括っているのだが、「アップロードした動画のどの部分がサムネイル画像になるのか」等、YouTubeを意識したプレスリリースやサービス案内が普通になってくると思う。
「YouTube最適化マーケティング」と呼んでしまおう。やってみると意外に面白い
動画×インターネットは間違いなく来るトレンドだし、動画×ソーシャルとなればこのエリアは見逃せない。
ブログビジネスファンドでも近いうちに面白い企画を仕掛けるつもりである。

(2)来場した方のほとんどがSecondLifeは日本では流行らないが、3Dアバター的なインターネットUIは来る、と反応した。
これこそが狙い目なのである。
ブラウザが出始めた94年頃、多くのビジネスマンは、見るものが何もない、と言った。
Amazonが上場した95年頃、ネットの本屋が売上数億円で上場してどうする?と言った。
会場でも強調したのだが、SecondLifeファンドをやっているのは、SecondLifeが日本で流行るからではなく、SecondLifeを土台にして、来るべき3Dインターネットの世界で必要な様々なデザインやコンセプトの「提示力」を持つ方々と繋がり、支援するためなのである。

(3)実験段階であるが、2,3年後には普通になっているとみる。GmailにおけるAdsense広告は、すでに行動ターゲティングではないか?
いつもどのサイトを見ているか?で広告をマッチングするのが行動ターゲティングだと定義する必要はないと思う。

補足するならば、(2)(3)は実験段階、キャズムの左側のものとして注目しているが、(1)はすでに一般化しつつある分野である。収益化が著しい投資先もある。

加えて、モバイル関連サービスは紹介できなかったが、こちらも実需が急増しており急速に収益化しつつあるベンチャーも多い。
当社投資先では、携帯に内蔵されたブラウザでPCサイトを閲覧可能にする「mobazilla」(モバジラ)等で話題のケータイ系ベンチャーのアクセルマーク、ケータイ系サーチ&コンテンツマッチ広告のJetrunテクノロジ(最近ではビットレイティングス等にエンジン提供)などがある。

今後とも上記テーマはフォローしていきたい。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

村松竜

村松竜

GMO VenturePartners 取締役

1994年日本合同ファイナンス(現ジャフコ)に入社。1999年クレジットカード決済処理サービスのペイメント・ワンを設立。カードコマースサービスとの経営統合、GMOペイメントゲートウェイへの社名変更を経て、2005年4月東証マザーズに上場。 2005年9月GMOインターネットグループのコーポレートベンチャーキャピタルであるGMO VenturePartners設立に際し、事業シナジー追求型の「GMO VenturePartners投資事業有限責任組合」、コンセプト特化型の「ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合」を設立して無限責任組合員に就任、約23億円を運用中。