サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久
今日は少し業界人ぽいことを書かせていただきます。
Google と Microsoft を比較するとき、「Google はあちら側(ネット側)、Microsoft はこちら側(PC側)」などと表現することがあるようです。
Google の急成長とともに、「Web ブラウザ上で様々なアプリケーションを使えれば、PC は Web ブラウザが動けばよい。あちら側の時代だ」という考え方が、さらに広まってきたと感じます。
私もそう考えていました。
しかしながら、時代はさらに進み、「Windows まであちら側に置く」時代が来ようとしています。
下の写真をご覧ください。
今、流行している UMPC(Ultra-Mobile PC:軽量小型PC)です。
私が最近、社外に持ち出して使っている PC です。
この 軽量PC で、Windows アプリの Firefox、Word、Excel、PowerPoint、Acrobat Reader を同時に動かしています。
どうしてこんなことができるのか?
UMPC に大量のメモリを積んだからではありません。メモリは 512MB だけで、ハードディスクすら搭載しておりません。
実はこの UMPC で動かしているのは、「リモートデスクトップ接続」だけです。
実際にアプリケーションが動いているのは、ホスティングしている Windows サーバー、つまり「あちら側」のサーバーです。
あちら側で動かしている Windows の画面を、ネット経由で UMPC に転送して使っている、ということになります。
デスクトップ OS をあちら側に置けるのであれば、いつでもどこからでも自分の使い慣れたデスクトップ環境で作業できます。
自宅のパソコンからリモートデスクトップを開くと、同じデスクトップ環境を使うことができます。
つまり、FEP の単語登録も、ブラウザのブックマークも、書きかけの書類も、あちら側の環境で一元管理できるということになります。
動作速度は UMPC どころか自宅のパソコンより高速で快適です。
私はこの UMPC のフラッシュメモリへの書き込みを不可にし、完全なシンクライアントとして使っています。ですので、万が一、紛失したときにも安心です。(^^;
すごいですね。
新しい時代の到来を感じさせるイノベーティブなサービスです。
私自身がこの便利なものを使い込んでみて、自分たちが提供する製品やサービスの向上に活かしていきたいと思います。
P.S. 今日ご紹介したハードウェアやサービスは、子会社のサイボウズ・メディアアンドテクノロジー社からご提供しております。サービス名は「リモートスタイル」です。導入に興味を持っていただいた企業様は、ぜひご連絡くださいませ。
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