未来予想 代表取締役COO 庄子素史
将来にわたるCF計画を見ると、大幅な投資や人員増、広告宣伝費の増加などによるCFの枯渇が発生しました!さぁ、皆さんならばどうしますか?
資金調達に動きますよね?その資金調達の手法はどうしますか?
増資?融資?社債?
上場企業になれば資本コストを計算する必要があるのですが、ベンチャーの場合は資金使途によって変わると思います。人件費の増加や販促費の増加などの運転資金であれば融資が適当だと思います。
また、上場に向けた大規模な投資(新サービス開発、大規模な仕入、新サービスの広告宣伝費、拠点展開など)であれば、ベンチャーキャピタルなどからの増資が当てはまります。
この判断基準は、「利益が伸びるかどうか」です。
運転資金をVCから調達しても利益が伸びませんので、増資による株式数が増加したことで、1株あたりの利益(EPS)は低下します。これは、株主への損害を意味しますので、このような増資は失敗になります。
しかし、将来的に利益が伸びる投資への出資であればEPSは増加しますので、株主利益につながり、このような増資は成功となります。
ただし、ベンチャー企業は何に資金を投下すれば利益が増加するか分かりにくいという特色もあります。人件費=運転資金とも限りませんし。
ですから、投資家はこの会社のバリュードライバーを探します。この会社の強みは何で、どういう価値を生み出していて、何に投資すれば会社が伸びるか。このポイントを必死に探し出します。
まぁ、最近は株式市況の冷え込みで、そういう見方をされない投資家も増えましたが・・・。
そして、企業側はそのポイントを間違わずに適格にアピールするツールとして事業計画書があり、投資家は起業家のプレゼンを聞きながら、バリュードライバーを見つけようとします。企業側が認識してアピールしているバリュードライバーと、投資家が感じるバリュードライバーが一致した時に、始めて増資が成立します。
事業戦略の立案段階から、自社のバリュードライバーを適格に把握することが重要ではないでしょうか。
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