パワーテクノロジー 取締役会長 中島正三
うちの社員を見ていて、まあよく働いてくれています。滅私奉公的な姿勢、いつの時代の人間かと思うくらい、誠実な人が多いです。
元来、褒めることが嫌いな僕としては、他の良い点などは心の中で褒めておきますので、ちょっとした課題と思われることを記載しておきます。
物事を、改善する必要があると思われるとき、現状だけを見て答えを出そうとする、これってネット業界では特に多い気がしています。良く言えば柔軟なんでしょうが、行き当たりばったりな感じがして、時間的な無駄を感じて仕方がありません。
表面上の課題を、現時点の情報にのみ基づいて、メールなどで終始し、気がつくと「なんとなく」で終えてしまっている気がします。
PDSCみたいなこと、見本になるように頑張ってきているのですが、とにかく面倒なことに着手せず、楽している嫌いがあります。だから、思いがけない失敗が生まれてしまう。僕は、たくさん失敗することは歓迎なのですが、想定の範囲を超えた失敗は大嫌いです。
もともと、保険業界出身の僕は、まあよく怒られました。徹底して詳細を詰めていかないと、何しろ1円の狂いが許されない管理システムなどは、アバウトでは成り立たないからです。これが大変で辛くて、「発狂するぞ〜!」と思いつつ、休日出社ばかりを繰り返して、何とか形にすることが出来ました。
業界的に、ポジティブ思考がないため、ネガティブな視点から判断されますから、裏を返せば「寸分の狂いも許さない。」ため、入社数年間は常に噴火寸前だったことを、懐かしく思います。
でも、そうした経験があったことで、その後の経験と相乗効果を生み、仮説を作るための情報ストック、適切な仮説作り、現状把握、具体的な企画、企画の課題、実行と精査、次の課題発掘などが、時間がない中でも何とかこなせています。
当社スタッフにお願いしたいことは、いきなりこうしたことをやるのではなく、自分が感覚で話していることについて、「何故?」と繰り返し悩んで欲しいのです。で、こうした基礎的なことができるスタッフには、「ケチをつける」前に「自分にケチをつける」ことをお願いしたい。少し、知識がついてくると、勘違いすることが多い。どんな企画も、メリットとデメリットがあるので、それが整理されないまま、自分の意向と異なる企画になると、「???」なんて姿勢や意見、10年早いと思って欲しいです。
ケチをつけるなんてことは本当に簡単だし、思いつきで話をするのも楽、評論家は最悪、何歳になってもそうした姿勢を忘れて欲しくはありません。
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