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2008年5月 6日 13時55分

Yahoo! の行方

本荘修二 本荘事務所 代表 本荘修二

MicrosoftのYahoo!はお流れになった。Yahoo!株は2割ほど下がり、買収話の前の水準に戻った格好だ。

しかして、Yahoo!はこれからどうなるのか。新聞、eBay、Beboなどとadネットワークを拡充するなど、収益は改善する方向だ。しかし、長期的な展望はみえてこない。

あるアナリストは、サーチをGoogleにアウトソースすると7-8割ほど広告収入が上がるという試算をしている。それだけ広告効率が改善するというのだ。しかし、こうするとYahoo!のパートナーがGoogleに流れる。また、Yahoo!自身のサーチ・シェアの問題は解決しない。

それに経営陣のマネジメント力について疑問を持つ向きが多い。
悪戦苦闘した後に、またMicrosoftから買収提案を受けるのではとも・・二度あることは三度あるかもしれない。その頃は、さらに株価も下がっている可能性もある。

一部でAOLについても論じられているが、この数年の経営の失態でAOLの状態はほめられたものではない。直近の改革で立て直されているものの、このAOL(それに米国以外は皆無に等しい)と合併したがるとはYahoo!もMSNも考えにくい。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

本荘修二

本荘修二

本荘事務所 代表

東京大学工学部卒業、ペンシルベニア大学経営学修士、早稲田大学学術博士。ボストン・コンサルティング・グループ、米Computer Sciences Corp.、CSK(会長付・グループ戦略室マネジャー)を経て、本荘事務所代表に就任。新事業コンサルティングを手がける。また、NetService Ventures Groupアドバイザー、広域渋谷圏クリエイターマッチングLLP代表、一柳アソシエイツ・レジスタードパートナーを務める。埼玉大学客員助教授、経済産業省・産業構造審議会情報サービス・ソフトウェア小委員会委員でもある。