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2008年4月 10日 09時00分

インターネット規正法案について

深田浩嗣 ゆめみ 代表取締役社長 深田浩嗣

あり得ない法案だな、と思います。モバイルのフィルタリングについて感じたことと基本的に同じですが、ネットという道具が悪いかのような考え方を感じるこうした法案が、何か根本的な問題を解決するようには思えない、というのが僕の意見です。

問題解決にあたって重視すべきはこの「便利な」道具をどのように有効に活かすかという点であるべきで、どのように制限するかということではないはずです。そのためには地道な教育活動であったり啓蒙活動であったりということに力を入れるべきですし、インフラとしてのネットがより安全・便利になるような仕組を準備してもいいはずです。例えば国としては「国民データベース」というものを持っているはずですから一部それを解放し年齢制限の厳密性を高めるようなことは技術的には可能なはずですし、実際に韓国では住民登録証を本人認証のために利用するサイトもあるわけです。

こうした法案の作り手の人たちが実際にネットをどの程度使っているのか、そこで何が起こっているのかをどの程度把握されているのか、その辺はわかりませんが、規制法案を整備する前に国としてやるべきことはもっとあるだろう、と強く思います。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

深田浩嗣

深田浩嗣

ゆめみ 代表取締役社長

京都大学大学院情報学研究科在学中の2000年1月、現取締役会長の片岡俊行、技術担当取締役中田稔と共にゆめみを設立。ユーザー視点でのモバイル向けサービスを中心に、技術力を駆使してモバイルECシステム、メールの配信システム、モバイルSNSシステムなど、モバイルコンテンツを支えるソリューションの企画・開発・運営・コンサルティングを手がける。 2005年11月より自社サービス「Sweet」の展開に力をいれ、コミュニケーションプラットフォーム作りを目指す。 2005年4月、代表取締役社長に就任。