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2008年5月 6日 15時58分

あちら側のWindows

青野慶久 サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久

今日は少し業界人ぽいことを書かせていただきます。

Google と Microsoft を比較するとき、「Google はあちら側(ネット側)、Microsoft はこちら側(PC側)」などと表現することがあるようです。

Google の急成長とともに、「Web ブラウザ上で様々なアプリケーションを使えれば、PC は Web ブラウザが動けばよい。あちら側の時代だ」という考え方が、さらに広まってきたと感じます。

私もそう考えていました。

しかしながら、時代はさらに進み、「Windows まであちら側に置く」時代が来ようとしています。

下の写真をご覧ください。

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今、流行している UMPC(Ultra-Mobile PC:軽量小型PC)です。

私が最近、社外に持ち出して使っている PC です。

この 軽量PC で、Windows アプリの Firefox、Word、Excel、PowerPoint、Acrobat Reader を同時に動かしています。

どうしてこんなことができるのか?

UMPC に大量のメモリを積んだからではありません。メモリは 512MB だけで、ハードディスクすら搭載しておりません。

実はこの UMPC で動かしているのは、「リモートデスクトップ接続」だけです。

実際にアプリケーションが動いているのは、ホスティングしている Windows サーバー、つまり「あちら側」のサーバーです。

あちら側で動かしている Windows の画面を、ネット経由で UMPC に転送して使っている、ということになります。

デスクトップ OS をあちら側に置けるのであれば、いつでもどこからでも自分の使い慣れたデスクトップ環境で作業できます。

自宅のパソコンからリモートデスクトップを開くと、同じデスクトップ環境を使うことができます。

つまり、FEP の単語登録も、ブラウザのブックマークも、書きかけの書類も、あちら側の環境で一元管理できるということになります。

動作速度は UMPC どころか自宅のパソコンより高速で快適です。

私はこの UMPC のフラッシュメモリへの書き込みを不可にし、完全なシンクライアントとして使っています。ですので、万が一、紛失したときにも安心です。(^^;

すごいですね。

新しい時代の到来を感じさせるイノベーティブなサービスです。

私自身がこの便利なものを使い込んでみて、自分たちが提供する製品やサービスの向上に活かしていきたいと思います。

 

P.S. 今日ご紹介したハードウェアやサービスは、子会社のサイボウズ・メディアアンドテクノロジー社からご提供しております。サービス名は「リモートスタイル」です。導入に興味を持っていただいた企業様は、ぜひご連絡くださいませ。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

青野慶久

青野慶久

サイボウズ株式会社 代表取締役社長

サイボウズ株式会社代表取締役社長。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工株式会社入社、BA・セキュリティシステム事業部営業企画部に在籍。1997年サイボウズ株式会社を愛媛県松山市に設立、取締役副社長に就任。マーケティング担当としてWebグループウエア市場を切り開く。その後、「サイボウズ デヂエ(旧DBメーカー)」「サイボウズガルーン」など、新商品のプロダクトマネージャーとしてビジネスを立ち上げ、事業企画室担当、海外事業担当を務める。2005年4月に代表取締役社長に就任。 著書に「ちょいデキ!」。 出身地    : 愛媛県今治市玉川町 座右の銘   : 「真剣」 興味のあること:趣味は野球。社長権限を発揮し、スタメンの座を獲得。ただし、フル出場する体力はない。最近、恥ずかしかったのは、ママチャリで通勤しているところをテレビで放送されたこと。 最近はまっているのは cybozu.net の bizトレ。今日こそ全問正解を!