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2008年5月 31日 19時02分

ネット規制とマイナー国会議員と法案ブーム

村上福之 株式会社クレイジーワークス 代表取締役ワーキングプア 村上福之

マイナーな国会議員の中では、ネットやゲームを規制する法案・提言がブームだ。理由は、メディア露出が増える、出番が増える、自分の名前が話題になる、法案審議に進みやすいからだ。なんかだか、売れない芸人の体を張った企画みたいで、カッコ悪い。

ダウンロード規制、携帯メール規制、エロゲー規制...。いろいろだ。

詳細を読む限り、どうも詳しくない人、ワカッテナイ人が書いたなぁと思われる発言や法案が多い。市場や業界や消費者を考慮していない。明らかに事前にカネor時間をかけて調査したようには到底思えない内容が多い。

ダウンロード規制法案みていると、どう考えてもIPとかわかってなさそうだし、なによりネットの世界を日本中心で考えている間抜けな法案に見える。

児童の携帯メール規制法案もレベルでの教育の範疇でできることをいちいち法案を作って規制するのも変だと思う。携帯メールを使えなくしたら、不便だし、電話も売れないし、コミュニケーションも動かないので、明らかに税収が減るように思う。誰も得しない。携帯メールがないと家族のコミュニケーションが確実に減るように思う。児童誘拐が多いからロリ児童は家から出てはいけないという法律を作るようなものだ。「しらない人についていくのはやめましょう」と教育すればいい話じゃないか。メール犯罪が多ければ、リテラシー教育すればいいだけじゃないだろうか?

エロゲー規制も、日本の性犯罪のぶっちぎりの少なさを知らない人が書いたように思う。欧米諸国やアジア各国の性犯罪は交通事故並みに多いが、日本の性犯罪は先進国中、人口比率で最低クラスだ。韓国の10分の1くらいらしい。ただ、数少ない性犯罪をマスコミが報道するため、体感治安だけが異常に悪い。なにより日本はリアルの性行為も回数が世界最低の国なので、リスクを犯してまでリアルで性犯罪を犯す人は少ない。

ネタがないから、とりあえずネット系の規制法案や提言を出すというのは、あまりかっこよくないように思う今日この頃。

※このエントリはVENTURE VIEWブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および VENTURE VIEW編集部の見解・意向を示すものではありません。

村上福之

村上福之

株式会社クレイジーワークス 代表取締役ワーキングプア

1975年大阪生まれ。関西の家電メーカーにて、プリンタドライバ(MacOS/Windows)、コンパイラ、画像圧縮エンジン、組み込み系ドライバー開発を行った後、デジカメ開発や SDカードのドライバ開発に従事する。退職後、オーストラリアを放浪中にWebデータベース開発を受託し、Webプログラミングを独学で学ぶ。過去の業績が認められオーストラリア政府より永住権を授与。帰国後、フリーのエンジニアとして、PDA向けのアプリケーション開発に従事。その後、Yahoo!コンテンツストア向けマンガ閲覧ソフトウェアの開発を受託。2GBのSDカードに16時間の動画を高画質のまま圧縮する独自の携帯電話向け動画コーデックを大阪梅田のマンガ喫茶「メディアカフェポパイ」で開発し、そのソリューションが経済産業省主催のビジネスプランコンテスト「ドリームゲートグランプリ」で国内2位のビジネスプランとして認められる。現在、株式会社クレイジーワークス代表取締役総裁。オーストラリア技術独立永住権保持者。オーストラリアコンピュータ協会アプリケーションアナリスト。国際会計資格アカウンタビリークラス。Sun MicroSystems公認デベロッパー(SJC-P/SJC-WC)、Linux Professional Institute。株式会社ロケットスタート取締役。組み込みプログラミングから、Windowsアプリ/ドライバ、Webシステム、携帯アプリまでこなす。好きな言葉は「C言語は世界を救う」。